※重い話になります。
今回は週刊少年マガジンに連載中の
マンガの感想です。
※広告
テーマはイジメと贖罪。
この中のわずか二ページのために、
私はこの本を買いました。

帯コメントもかなりきます(´;ω;`)
学生時代、
イジメに耐えてきた私としては、
あまりにもリアルすぎて、
他人事に見えませんでした。
これを少年マンガ雑誌でできるとは(・ω・;)
特徴を以下に挙げます。
・主人公が、耳が不自由なヒロインに、
面白半分にイジメを開始する
・突然主人公が
イジメられる側に回る不条理さ
・友人に裏切られる絶望と孤独
・雰囲気を機敏に察し、
全ての罪を主人公になすりつけて
自分を守るズルくて弱い同級生達
・イジメられ、やり場のない怒りを、
更に弱いものに向ける主人公の悲哀
・いくらイジメられても、
それでも周りと仲良くしようとする
ヒロインの健気さ(´;ω;`)
・母親が心を痛め、やつれていく…
そして最も印象に残ったのは
以下のシーン。
何度も友達との仲の修復を試みるも、
拒絶され続けた結果、
「俺の未来が見えた」
と、
わずか二ページで、
今後の絶望的な人生を表現しています。
便所飯、
浪人、
会社で上司に叱られる、
ストレスでハゲる、
激太り、
母親の死亡、
粗大ゴミを拾って生活、
そしてゴミの中で昇天…
(´;ω;`)
連載の方は、
希望が少しずつみえてきました。
主人公、ヒロインには、
最後は幸せになってほしいです。。