・寒起こしとは「休閑期の冬に行う土の手入れ」のこと。
・病原菌や害虫、雑草の種子などの生息密度を低くすることができる。
・私は寒起こしが不十分だったのか、野菜の発育に障害が発生しました( ;´Д`)
※広告
さあ、[レンタル畑]シリーズスタート!ヽ(゚∀゚)ノ
●レンタル畑で最初のお仕事!
2014年2月某日。
関東地方は何度か雪が積もりました。
そんな状況なのに、私はレンタル畑に行きました。
※参考( ・∀・)つ[都会で畑][その3]レンタル畑「シェア畑」の近くには・・?今、このブログの全てがつながる!
※リンク( ・∀・)つシェア畑 麻生 | 週末を楽しむ体験農園「シェア畑」(貸し農園)
それは、「寒起こし」を行うためです。
これは菜園アドバイザーに任せてよい作業でした。
しかし、「本格的に畑の勉強がしたい」とお願いしていたので、自分のスペースは自分で行わせていただきました。
これがレンタル畑契約後の最初の作業でしたヽ(゚∀゚)ノ
寒い中、けっこう重労働で、キツかったですけどね(;・∀・)
●やったこと
私の区画は、写真中央のビニールも何もないスペース。
ここを、スコップでやや深めに掘り返しました。
行って帰って一往復。
これが寒起こし終了後の畑。
雪ごと土を混ぜました。
最後にならしたりせず、ボコボコのまま放置。
これを一週間空けて2回行いました。
▲目次へ
●寒起こしの目的
私が購入した教科書代わりの本。
「寒起こし」という単語は出てきませんが、p227に記載がありました。
以下、引用します。
> 土の管理のポイント
>畑の土壌は、野菜を作り続けるうちにしだいに地力が失われていきます。
>あるいは病害虫や雑草などが増えたり、生育障害が起きたりして、野菜の育ちが悪くなり、成績が上がりにくくなってきます。
>そうならないよう、いつまでも高い地力を保ち、野菜の生育を順調に保つためには、それなりの土の手入れが必要です。
> (省略)
>とくに休閑期が長い冬には、よく耕し、表面は平らにしないで小山をつくったままにしておき、土を寒気にさらし風化させることが重要です。
>こうすることにより、土壌中に十分空気が入り、病原菌や害虫、雑草の種子などの生息密度を低くすることができるからです。
野菜を作ってない時期から、もう次の準備が必要なのですね。
●寒起こし関連リンク
>寒い時期に土を起こすことから「寒起こし」と言うのですね。
>この時期にやらないと、ただの土起こしになってしまいます(笑)
> <天地返しとの違い>
>同じ時期に行う土嬢改良の方法として、天地返しがあります。
>連作障害などを避けるために、表土と底土の入れ替えを行います。
>したがって1mくらい掘らなければなりません。
「土起こし」「天地返し」とは、似てるけどちょっと違うのですね。
■1~2月に畑の寒起こし|寒さで寒風にさらし病原菌や害虫が死滅する効果
>ミミズはすぐに土に潜ってしまいますのでほとんど死にません
>冬眠している虫や卵は地表に出た部分は凍みて死んでいることでしょう
>農薬を使用してない畑を寒起こしすると、たくさんの鳥が集まり
>虫やミミズを捕食します
レンタル畑は有機農法(有機農業、有機栽培)なので、農薬を使用しません。
だから寒起こししないと、虫がたくさん出現しちゃうのですかね。
●寒起こし失敗?
そして月日は流れ、2014年4月。
野菜の発育不良が発生_(:3 」∠ )_
土を耕してみると、虫がボロボロ出てきました。
どうも、寒起こしが不十分だったようです_(┐「ε:)_
カブトムシの幼虫みたいな外見ですね。
虫は野菜の天敵。見つけた端から、無慈悲に始末します。
野菜を植えた場所はもう耕せないので、まだ植えてない場所を、頑張って数日に一度、耕しています。
少しでも状態をよくするために。
次の野菜に被害が出ないように。
皆さん、寒起こしはしっかりやっておきましょう( ;´Д`)
●最後に
次回は「肥料で土作り」について。
野菜を作る前に、しっかりと土を作る必要があるみたいですね(・∀・)
他の寒起こしの記事
[レンタル畑]2015/1/7 約1ヶ月放置した畑で、葉物が全滅・・?1回目寒おこし開始!久しぶりに畑にネコ!
[レンタル畑]2015/1/25 今回も寒おこし(18日ぶり2回目)。残念ながら畑の契約、3月末まで。このシリーズも終了予定。
※広告

( ・∀・)つ最後にSNSボタンをクリックしていただけると、ちゃさん感激!