おはようございます。
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Kindle版もあります。
引きこもり・ドロップアウト者・苦労人に向けられた、まるで小説のような激動の前半部と、
起業家に向けられた、まるでビジネス本のようなワクワクするサクセスストーリーの後半部からなっていました。
帯のコメント、特に左下が、壮絶な内容を示唆していますね( ;´Д`)
ところで私は、後で読み返したいページの端を折ります。
この本の場合、私は後半部を折りまくってますね。
前半部は折る必要がありませんでした。私も辛い学生生活を過ごしてきたので、よくわかりますから。
後半部はたくさん折る必要がありました。これからの私に必要ですから。
●前半部
印象に残ったのは、
p56の、運動会から逃げ出したのに、両親に叱られなかったことで、逆に罪の意識が大きくなった」(私が要約)点です。
普段と違う反応が、事態の深刻さを浮き彫りにしますからね。
イジメがあっても、引きこもりでも、中退でも、失敗しても、別の世界に行けば新しいチャンスがくる、ということを、なんとかして辛い人生を送っている人々に知ってほしいです。
●後半部
印象に残ったのは、p211の、「申し込みの処理に終われればメールサポートがおろそかになる。サポートに専念すれば申し込みの処理がおろそかになる。どちらも、おろそかになればなるほど、ユーザーからクレームのメールが届いて、今度はクレームの対処に追われる…」(抜粋)のマイナススパイラルですね。
これ、よく切り抜けましたね…( ;´Д`)
社会人なら、誰もが胃が痛くなる、絶望的な状況だと思います。協力者が出てきてよかったですね。
一人では全てを背負えませんから。
(私は一人で背負いすぎて潰れたので。。)
インターQ、中国の先行者、逮捕前のL社のH社長など、知っている話が出て面白かったです(・∀・)
プロローグのベタさ、
「塩鯖」「ロリポップ!」「独田ドメ夫」などのネーミングセンスは、
正直うーん。。?でしたが、得ることの多い本でした。