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[法律相談][その5]敷金を返さない契約書にサインしちゃった!思い切って少額訴訟してみた!(第2回)

更新日:

前回からまた時間が経ってしまってすいません( ;´Д`)
敷金についての話の第2回です。
 
私がサインしてしまった「敷金を返さない契約書」とはどんなものか?
と、
思い切って少額訴訟してみたことについて書きますね。

 
※これは2014年2月〜5月の情報です。必ず最新情報を確認してくださいね。
※私は法律の素人ですので、活用する際は鵜呑みにせず、必ずご自分でご確認願います。
 
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●前回の記事

 
前回のあらすじは以下の通り。
 
 ※( ・∀・)つ[法律相談][その4]敷金は入居者に返すもの!勇気を出して異議を唱えよう!(第1回)

不動産屋:「敷金は償却します(・ω・)」
私   :「はい、返してもらえるのですね(・∀・)」
不動産屋:「え?償却ですので、いっさい返しませんよ?(・ω・)」
 (省略)
不動産屋:「だって入居時に「敷金は償却します」という契約にサインしたじゃないですか?(・ω・)」
 (省略)
どうやら、契約時に「敷金は償却します」と不動産屋が説明したのに、私が聞き流したっぽいですね_(┐「ε:)_
 (省略)
そして、契約書にサインしたんだから敷金償却にも同意した、とみなされたみたいです_(:3 」∠ )_

 
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●敷金を返さない契約

・住宅賃貸借契約書の内容

 
前の賃貸アパートの契約書(住宅賃貸借契約書)、まだ手元にあります。
そのまま抜粋するとトラブルになりそうなので・・数字や文章は変更して書きますね。
 

第1条(住宅の表示)
 敷金 XX,000円

所在地、建物名、賃料などを記載していましたが、今回は敷金のみ書きました。
入居時に払った敷金は、家賃の1か月分でした。
 

第2条(契約期間)
(1)賃貸借の契約期間は平成25年2月12日より平成27年2月11日まで向う2年間とする。

普通、賃貸物件の契約期間は2年間です。
今回の契約書でも2年間でした。
2年を越えると契約更新で、更新料がかかります。
 
なお、今回、2年以内に引越し等で更新解除を申し出ると、「解約」扱いになる契約を結んでいたようでした。
私は入居後1年で引越したので、解約扱いになりました。
まさがこれが罠の1つだとは・・( ;´Д`)
 

第3条(敷金)
(1)乙は家賃の支払い、損害の賠償、その他この契約から生ずる債務を担保するため、敷金として第1条の金額を甲に支払い、甲はこれを受領するものとする。

この第3条が敷金について。
乙とは契約者、つまり私。
甲とは賃貸人、つまり大家。

契約書のどこかに、乙と甲の説明が書いてありますので、一応確認してくださいね。
 
(1)は一般的な敷金の定義ですね。これは異論ありません。
前回のブログに書いた通り、敷金は入居時に払う担保です。
ここは異論なし。
 

(2)甲はこの契約が、第5条、第7条第1項もしくは第4項の規定で、解約時は敷金のうち現賃料の1か月分を償却するものとする。

この(2)が争点となった箇所です。
 
私は「解約」扱いになったのは、第2条で語った通り。
 
「解約時は敷金1か月分を償却する」とあります。
「敷金のうち○○円を償却する」
と書いてあれば、
「退去時に敷金から無条件に○○円を差し引き、残りを返す」
という意味らしいです。

 
この契約書には「現賃料の1か月分を償却する」とあります。
私が入居時に払った敷金は家賃の1か月分
 
つまり、この契約を結ぶと。
解約時は敷金1か月分から1か月分を引いた残りを返す
つまり0円が返ってくるとのこと!!!
 
やったね0円も返ってくるよ!!ヽ(゚∀゚)ノ
 
 
 
「敷金を返さない」とストレートに書けやこんちくしょうおおおおおおおおお!!!!
わかんねえよこんなもん!!!!(#ФωФ)

 
これ、皆さん、契約前に気付きますかね?
何度も法律相談して、何度も弁護士に質問して、このブログのために何度も契約書を読んで、ようやく理解できましたよこれ。
 
これを作ったのが、不動産屋、大家、どちらかわかりませんが。
やってくれたのぅ・・(#ФωФ)
 
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・「契約書」+「サイン」=「最強」

 
区の法律相談に何度も通い、複数の弁護士に契約書を見せた結果。
「敷金とは通常返すもの。
しかし、この住宅賃貸借契約書にサインしたからには、法律的には契約書の内容が最優先される。
後から何を言おうが、契約書の方が強いので、大家は敷金を返す義務はないし、裁判してもまず負けるよ。
と、全員に回答されました_(:3 」∠ )_
 
私  :「これは、だまされたのでしょうか?」
弁護士:「これは、相当強気な契約書ですね・・今の時代にしては」
 
遠回しに「これはやられたね」と回答してくれたのかな・・( ;´Д`)
 
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●裁判してみた

・裁判を起こした理由

 
敷金は返ってこない事が確定。
裁判しても負けると言われていますが。
それでも裁判を起こしてみました。
 
理由は以下の通り。
・今は実質ニート状態でヒマだった
・一度は裁判というものを経験してみたい
・やられっぱなしは嫌だ(#ФωФ)
・ひょっとしたら相手が訴訟を嫌がって和解に応じるかもしれない
ブログネタになる!
 
このブログ記事、お金と時間がかかってますよ・・(´;∀;`)
 
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・訴訟の種類

 
法律相談、ネットで、裁判について調べました。
 ※リンク( ・∀・)つ裁判所|裁判手続の案内
 
まず。
紛争・利害の対立を法律的に解決・調整するために、公権力(裁判権)により、利害関係 人を訴訟当事者として関与させて審判する手続き、
つまり「裁判所に訴える事」を「訴訟」と呼びます。

敷金返還に関する訴訟は、「民事訴訟」に該当します。
民事訴訟の中から、敷金返還の場合は、「通常訴訟」「少額訴訟」の二種類の訴訟が選べます。
 
今回は、敷金数万円と額が少なく、長々と裁判しても負けて費用と時間を浪費するだけなので、
時間とお金がかかる「通常訴訟」ではなく、
原則1回の審理で終了する「少額訴訟」を選びました。
(60万円以下の金銭の支払を求める場合のみ少額訴訟可能。)
 
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・少額訴訟なら簡易裁判所

 
少額訴訟については以下を参照願います。
 ※( ・∀・)つ裁判所|少額訴訟
 
小額訴訟の手続きと、審理が行われる場所は、簡易裁判所になります。
20140530-152545.jpg
私も、訴える相手の大家も、川崎市在住なので、川崎簡易裁判所で手続きしました。
どんな手続きだったかは、次回書きます。
 
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・結果は?

 
この訴訟、既に決着しました。
 
実質的な和解が成立し、私は訴訟を取り下げました。
和解条件は「敷金の半額を私に払う事」。
つまり、訴訟することで、敷金が半分返ってきました!
 
詳しくは次回書きますが、
99.999%負ける裁判を実質的な和解に持ち込んだので、私の大勝利でした!
 
と言っても。
 
特別なテクニックを駆使したわけでもなく、
大家にゴネてお金をもぎとった気持ちが強いので、
あんまり誇る気にはなれないなぁ・・というのが正直な気落ちです(´・ω・`)
 
ということで、次回、この法律相談シリーズを完結しますね。
  
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