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[マンガ]山賊ダイアリー5巻 [岡本 健太郎]「リアル猟師生活。今回は山の中で眼を負傷、行動不能に!ヌートリアは美味しいらしい。」

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※ネタバレ注意!
 
・岡山県で猟師の著者。キャッチフレーズは「慈愛溢れる狩猟エッセイコミック!」
・今回も負傷した岡本。山中で滑り落ちた際、眼に笹の枝が刺さる!同行者とはぐれ、激痛で動けなくなった岡本は、ある行動をとる!
・何でも採って食べる、バーバリアンな著者の岡本。今回、「ヒヨドリ」「マガモ」「山菜」はいいとして、「アメリカザリガニ」「ミドリガメ」「ヌートリア」に手を出す( ;´Д`)
 ヌートリアは美味しいらしい。。
・極めつけは雑誌担当者2人に、「カモ肉のシチュー」と偽って、実は「カラス肉のシチュー」を提供。食べた後に知った担当者、テンションガタ落ち( ;´Д`)
・今回も非日常の話満載で面白かった!
 
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本はこちら

ヌートリアが表紙。

この本の特徴

当ブログで初紹介なので、1〜4巻の内容を含め、特徴を紹介します。

過酷な猟師生活

・基本は銃と罠で鳥獣を穫る話。
・新人猟師の岡本では、一日頑張っても収獲無しの日も。ゲームと違って重力・距離・地形の影響が大きく、スコープの中心を狙っても当たらないのでずらす必要アリ。つまり
・獲物と遭遇したとき、一瞬両者がフリーズする描写がリアル。
・怪我多し。アバラにヒビが入ったり、スズメバチに刺されたり。
・トラブル多し。
 スーパーカブが山の下に落下、極寒の山の中で救助を3時間待った事も。
 他の猟師に罠を壊されたり、猟犬に追われたり。
 5巻ではあと1mmで失明の可能性があった怪我を( ;´Д`)
・イノシシ相手に命がけ。仕留め損なって腰を抜かす場面も。

 4巻では、イノシシが岡本めがけて突進。銃は耳をかすっただけで仕留められず、イノシシが目の前に!
 4巻の別の話では、罠にかかったイノシシに、即席槍でトドメをさす事に。
 
命を奪う瞬間に一抹の罪悪感を感じることも。獲物と眼があって泣きながらトドメをさす場面も。
 特に解体(肉にばらす作業)について、女性の理解が得られない職業。
 解体については荒川弘「銀の匙」でも描写があったが、あちらは大学内の設備の整った現場。こちらは大自然の中で血抜き、自宅で解体、頭蓋骨を割って肉を取り出す・・生々しさが段違い。
・厳しい規制。鳥獣は狩猟対象しか狩れない、コンビニに銃を持っていけない、4万円のガンロッカー(自宅の銃置き場)の購入義務、喧嘩など起こせば猟師免許取り上げの危機・・。

極上素材の料理シーン多し

・料理シーンで数ページ使う事多し。
・とれたてのイノシシ肉、鳩、スッポンなど、一般人では高価(or手に入らない)食材を自前で調達し、一番美味しいタイミングで料理できる。
・普通のマンション住みながら、鳥・獣・魚・山菜を焼く・煮る・揚げる・薫製・刺身と、様々な方法で料理。自前でタレを作る場面も。料理本として使える。
・冬は冷蔵庫や冷凍庫が肉でいっぱいになるらしい。羨ましい!

豊富な雑学

・猟師、鳥、獣の特徴・習性の話だけでもレアだが、それ以外にも雑学が豊富。
・食べられる野草や毒草、山菜、釣り、魚介類についてイラスト付きで紹介。
・山で遭難時の話あり。
 登山道が整備されている山では視界確保のため登った方がよいが、獣道ばかりの未整備な山では視界が悪いので、沢をみつけて下って川に出た方がよいらしい。
 5巻では、眼を負傷して動けなくなったとき、シュロの木の繊維・ヒノキの樹皮・ジャケット内のコットン・電気屋のカードを燃やして狼煙を揚げ、同行者に危機を知らせた。

猟師は儲かる?

・イノシシはキロ4000〜5000円。一頭で100万円オーバーな時代もあったとか。
・近隣農家からイノシシ駆除、カラス退治を頼まれ、報酬をもらうことあり。
・5巻では、アユを狙うカワウを漁協にもっていくと報奨金をもらえるとか。
・装備にお金がかかる。
 銃は数万円〜数十万。鉈で数万。散弾銃の弾代は50発で7000円。空気銃では500発3700円。
 罠も大型の檻だと高いので、岡本は自作。

登場人物:新人猟師と規格外な強さのベテラン猟師

岡本(著者)

・主人公。ロンゲを後ろで結び、ファー付きジャンパー、スーパーカブで猟に出る。
・2009年。東京の池袋でデート中、「いつか地元で猟師をしたい」と漏らすと、彼女が猛反対!喧嘩別れして岡山の地元に戻り、猟師生活をスタートするところから1巻スタート。

・猟師が扱う銃は大きく二種類。大半は散弾銃を選ぶ模様。岡本は狙撃用の空気銃(エア・ライフル)を選択。名前は「エース・ハンター」かっこ良い!

 鉄砲店の話は1巻、2巻にあります。
・銃、そして罠での猟は、免許制、資格試験あり。

 免許、資格試験については1巻と3巻。
・何でも食べるバーバリアン。カラスもヌートリアもチャレンジ。ドブネズミに手を出そうとしたことも( ;´Д`)
・騙して人にゲテモノ食べさせる悪癖あり。
 5巻では、冒頭に書いたカラス肉シチューの他、パエリア内のアメリカザリガニオマール海老と偽って妹に食べさせたり( ;´Д`)
・猟の期間10月〜2月はマンガ掲載が不定期になるとか。猟を優先する模様。

アキ君

・岡本と同世代、試験時に知り合った仲間。スポーツ刈り、長身。
・昔から猟師になりたかった。訓練中の狩猟犬持ち。
・釣りの腕、抜群。
・勇気がある。罠にかかったイノシシをナイフでトドメをさす場面あり。
・妻子持ち。美人できっぷがよい奥さんは、キジを吊るしていたり、獣の解体現場を発見すると鬼と化す。猟師は男の世界なのか( ;´Д`)
・危機回避能力が高く、岡本&赤木さんの「だましてゲテモノ食わせちゃうぞ」作戦に気付いて逃亡に成功する事多し。

マサムネ君

・岡本と同世代、試験時に知り合った仲間。岡本、アキ君と三人でつるむこと多し。小柄、童顔。
・他の仕事あり。有休で猟をすることも。
・あまちゃん猟師。射撃の腕はともかく、解体作業(獣をばらして肉にする)を嫌がったり、至高の上手さだが感染が怖い内蔵系刺身を食べなかったり。つまりビビリ
危機回避能力が低く、岡本&赤木さんの「だましてゲテモノ食わせちゃうぞ」作戦に気付かず「また騙された!」と涙目になるのがお約束。

赤木さん

・元自衛隊。現在は予備役。
・銃の腕が前述3人と段違い。クレーと射撃で元国際大会指定強化選手。50mの狙撃をなんなく成功。獲物が突然登場した際、マサムネ君が構えてる間に撃ってる。
・強い。イノシシと正面に向き合っても射撃できる。酔うとCQC(近接格闘)をかけてきたり、後輩とトンファー談義したり。
・なんでもできる。バーベキューの準備、解けないロープの結び方レクチャー、自宅でイノシシ解体などなど。岡本の心強い仲間。
・岡本と同じバーバリアン。自衛隊訓練中、マムシを生焼けで食べて全身じんましん、病院行き(;・∀・)
 5巻でミドリガメ食べたのはこの人のせい。

佐々木さん

・岡本の罠の師匠。ベテラン猟師。84歳。補聴器つけてる。
・街中にイノシシが現れた際、軽トラで体当たりして溝に突き落とし、自らの手でトドメを差したツワモノ。これで84歳(;・∀・)
・5巻では岡本の眼の負傷に責任を感じて・・(´;ω;`)
・でも病院に片道しか乗せなかったりと、優しさが雑。


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