※犯人とトリックは書きませんが、その他ネタバレ注意!
・日本では2014/9/6に公開されたサスペンス・アクション。
・NY発ロンドン行きの旅客の警備のために、客を装って乗り込んだ航空保安官のビル・マークス(リーアム・ニーソン)。
彼の専用回線を使った携帯に、指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すという脅迫メールが届く。
ビルは146人の乗客の中から犯人を捜そうとするが・・。
・予告をみて、ありきたりの密室サスペンスかなー、と思ってたら、予想以上に面白かった!
107分と短めだったのも集中できたのでよかった。
・中盤、ビルと乗客達が、ドロドロの相互不信と疑心暗鬼になっていく場面が秀逸。「このあとどうなる?」と先が気になってドキドキした!
・ただ、トリックは詰めが甘すぎる。
時間がシビアすぎるのと、プログラマーが超絶すぎるのと、最後まで観ても二人目の殺人実行者が分からなかった。。
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予告動画もあります。
雑感
・主人公のビルが、コップに酒をつぎ、歯ブラシでかき混ぜるシーンから映画スタート。先が思いやられる。。
・登場人物がどいつもこいつも怪しく見える、サスペンス物らしい冒頭。実際、伏線はあるんだが、ミスリードも多く、犯人当てるのは至難の業。
・ビルの後ろの座席のカップルがおもっくそ情事してる( °ω°)
・途中、犯人から届くメール(SNSとかチャットっぽいが)が超高速になる。演出なんだが、凄い勢いで届くので、犯人が必死になって打ってる姿を想像して笑ってしまった。犯人は日本の女子高生か?
・でも、メールの文字が、届いた時間と共にスクリーンに表示される演出はカッコよかった。電波が悪かったりすると表示が乱れる演出もGOOD!
・途中までビルが高圧的な態度で捜査するもんだから、乗客達が徐々に非協力的に。いい演出だし、ビルの過去を知れば妥当な態度なんだが、人に協力を依頼するならもっと丁寧にしろよ。
・あれだけ不信感の塊だった乗客が、ビルが身の上話するとあっさり協力的になる不思議。ピンチになったら自分をさらけ出せばいいんですね!
・終盤のネタバレ部分。いや、そんな一瞬でそんな小細工できるのかよ!元○○だから?プログラマーといい、便利な言葉だなぁ。
・欠陥飛行機。なんで鉄壁なはずのコックピットがあんなことに・・。
・爆弾の威力、弱すぎない?
・最後まで明かされない謎ちらほら。ビルがなぜトイレでタバコ吸ってるのがバレたのか?事前にヘビースモーカーだと知ってたから?
口座番号はどうやって知ったの?便利な言葉「ハッキング」?
・犯人の動機が弱いと感じた。単なる愉快犯ならよかったのに。そんなに憂いてるなら、お前が就職して中から体質を変えろよ。
・8分でスマホをハッキング(具体的にはウイルス付き画像を相手に送り、スマホのマナーモードを強制解除)できるプログラマーSUGEEEE!
特別な治具(工具)、デバッグソフト、相手のスマホの種類やOSやソフトの特定・・そういった条件無しで出来るなんでありえん!と気になってしょうがない元SEな私。
まぁこれも後から考えると・・でしたが。
・やっぱり、飛行機内でWi-Fiやネットが使えるのはやめた方がいいんじゃ?セキュリティ的に。と思わされた映画でした。
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