前回の続きです。
今回は移住について。
NPO法人 尾道空き家再生プロジェクトを訪問しました。
※2014/9/21時点の情報です。
※内容に問題や間違いなどあれば、お手数ですが、Twitterアカウント @ tokainakurasi または問い合わせフォームからご指摘願います。
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広島は移住候補の一つ
後日、私の移住についての考えをまとめますが。
このブログは元々、移住とか、二地域居住とか、とかいなか暮らしとか、について考えたものでした。
私の実家は中国地方の島根県。年老いた両親のことを考えると、隣の広島県は、私の中で有力な移住候補の一つです。
きっかけはマンガ
ここ数日、何度も引用していますが。
尾道に興味を持ったキッカケは、つるけんたろうさんの、この本を読んだからです。
[マンガ][移住]0円で空き家をもらって東京脱出![つるけんたろう] 尾道へ移住!充実したDIYの日々!坂と虫とヘルニアに負けるな!
次はあなたの番だ!!
よし、私の番か?
移住のネックの一つは家。それが本当に0円で手に入るなら!ということで、尾道行きを決意しました。
NPO法人尾道空き家再生プロジェクト
HPはこちら。
つるさんがイラストを描いてますね。
マンガを読んで、ここのHPに辿り着きました。
「予定表」ページの9月をみると、9/21(日)に「1日なんでも空き家相談会」とありました。
以下、一部を抜粋します。
日時
9月 21日 (日), 10:00 ~ 16:00
場所
子づれママの井戸端サロン・北村洋品店
説明
坂の町尾道で空き家をお探しの方に向けて、建築士さんや不動産屋さんなどの専門家とともに空き家への移住や再生に関する1日なんでも相談会を開催します。
空き家情報や資料の閲覧も可能です。予約:不要
*込み合っている場合はお待ちいただくこともありますのでご了承ください
参加費:無料
ほほう、空き家情報と資料の閲覧が可能、それに無料!
ということで、尾道訪問日は9/21に決定!
予約は不要とのことですが、念のため事前に電話。訪問予定時刻を伝えると、OKとのこと。氏名と電話番号などを伝えました。
1日なんでも空き家相談会
9/21。
昼前に尾道駅に到着。
もう一度電話して到着時間を伝えてから、荷物をホテルに置き、尾道ラーメンを食べてから、相談会へ。
場所は、尾道空き家再生プロジェクトが実際に再生した物件、北村洋品店。
写真見て、これはアートだなぁ、と思ってましたが。
今回の旅の目的は、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトに会うこと。無事会えて、その結果は…またブログにて #移住 pic.twitter.com/yWtcc70E62
— tokainakurasi (@tokainakurasi) 2014, 9月 22
実物はもっとアート。というか、何でも屋?(;・∀・)
本当にここ?としばらく迷いました(;・∀・)
訪問時刻の13:00になったので、意を決して中へ。
畳の部屋で、電話対応していただいた、担当の男性がいらっしゃいました。
隣のテーブルでは、男性と女性が打ち合わせ中。
男性「どのような理由でこちらに?」
私「えっと、この本を読んで(つるさんの本を見せる」
男性「えっ、この本、先月出たばかりで、これ読んでいらっしゃったのはあなたが初めてですよ!」
私「えっ、そうなんですか!つるさんっていらっしゃいますか?」
男性「あ、本日は不在なんです」
あら(´・ω・`)
初対面ですが、つるさんという共通点と、マンガを読んで予備知識があることで、話もスムーズに。
尾道市空き家バンク
現在の空き家数は・・
ここから伺った話です。
(ブログ掲載許可をいただきました。私の記憶違いの可能性もあるため、詳しい内容は法人のHPを参照願います。)
まず、空き家は、尾道市と共同運営している「尾道市空き家バンク」が管轄とか。
2009年10月より、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトが尾道市と協動で新たに「尾道市空き家バンク」をスタートさせることになりました。今まで培ってきた地域の方々との連携や100件を超える定住相談の経験を生かし、行政だけでは行き届かなかった部分を補えるような支援をしていきたいと考えています。尾道に移住したい、空き家を探したい方々だけでなく、旧市街地に古い家を抱える家主さんに対しても、専門家とともに何かしらの支援をしていけるよう心がけます。
尾道市から委託を受けているのですね。
実施エリアについて
尾道市が「地域活性化のための空き家情報提供等の推奨事業」における特別区域に指定した西土堂町、東土堂町、長江一丁目、東久保町、西久保町を中心に実施します。このエリアは尾道三山の南斜面地の山手地区と呼ばれる地域で、「坂の町尾道」の顔とも言える場所ではありますが、高齢化と空洞化が進み、200軒を超える空き家があると報告されています。
*特別区域以外の地域は対象外なので、市内の不動産屋さんにご相談ください。
ここで、早くも私の勘違い。
この法人が尾道市全体の空き家を全て把握しており、ここでOKもらえばあっさり家が手に入る・・と思っていました。
実際は尾道市の一部なんですね。
そして扱うのは「家主さんから登録申し出があった空き家」「市場では価値がつかない物件」「法律上、解体も立て直しもできない斜面や高所に建っているような物件」のみ。
確かに、すぐ住めるような家なら、価値があるので、不動産屋で普通に売れますね。。
現状、どのくらい空き家があるか伺うと。
衝撃的な話が。
数年前からTVや雑誌などでこの法人が紹介された結果、多くの方がこの法人の元を訪れ、たくさん移り住んだ模様。
私が尋ねた2014/9/21時点では、紹介できる空き家の数は、なんと1桁!
え〜・・たくさん余ってると思ったのに(´・ω・`)
2008年に移住したつるさんは、移住の先駆者だったようですね。
世の中、美味しい話はないんだな(´・ω・`)
なお、尾道に空き家はまだたくさんありそうなので、今後、数が増える可能性も十分あるようです。
気になる方は、まず空き家バンクに登録してください。
壮絶!空き家の現状
事務所で閲覧申込書に記入すると、空き家情報をまとめたウェブへアクセスできる、ログインIDとパスワードを教えていただけます。
これは現地にこなければ教えていただけないとか。
事務所で、空き家リストと現状を見せていただきました。
難易度を☆1〜5で区分しており、数字が大きいほど状態がよい、とのこと。
空き家の現状は、壮絶でした。
基本ポットン便所、畳がふやけているのはいいとして。
☆5でも修繕は必要。
☆3くらいから屋根に穴がデフォという凄まじさ!( ;´Д`)
☆3の空き物件の地図を教えていただき、後で直接現地に行って、家の外側だけ見ましたが。
坂の上の人一人が通れる通路の先に家が建っていて車が入れない、
トタン屋根に穴、
壁にツタがびっしり、
という、単なる廃屋でした( ;´Д`)
担当の男性曰く
「人がすぐ住めるような物件が欲しいなら、不動産屋にいってください」
ですよね。。
これは私の認識が甘かった( ;´Д`)
つるさんのマンガで知ってたはずなのに、現物をみると、ビビりました。
なお、気になる☆1の物件。ウェブで見ましたが。
屋根は無く、
かろうじて壁と柱と梁が残っているくらい、
植物に浸食されまくった、
空襲をうけた廃屋の30年後みたいな感じでした( ;´Д`)
とどめ。
☆1〜5の建物、全て尾道駅から徒歩十数分の場所にある模様。
ここ、駅前だよね。。
尾道って、なんという不思議な町なんだ!
次回、移住の実態について
長くなったので、続きは次回に。
更に移住の実態に迫る!
これだ、これを知りたかった!
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京都移住計画

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