※核心以外はネタバレします。注意!
※私は15巻まで読了済み。
・「お金」をテーマにした野球マンガの最新刊。
・今回は「メジャー編マイナーキャンプ」「ナッツ編 アドバイス」の2つを収録。
・前巻の15巻では野球のプレー以外の話が中心だったが、今回のメジャー編ではしっかり野球をやってます。
・今回も目玉が真っ黒なコージ・ウエハラ登場。前巻と違って、夏之介を評価するようになったのか?
・後輩の持田はいい人すぎ。凡田親密な理由は、おいおいナッツ編で語られるのかな?
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表紙と同じく、今巻は野球を真面目にやってます。
まずは6/60を目指す
前巻、ポスティング制度を使って一年目1億5000万円でメジャーのブルーソックスに移籍直前・・、大物投手の電撃移籍の煽りで「契約金800万+年俸800万」「メジャーに昇格したら年俸1億5000万円」と買い叩かれた夏之介。
早くメジャー昇格しないと給料は上がらず、あっさり首を切られる可能性も!
春のキャンプ、夏之介のアピールが始まる!
メジャー球団、ブルーソックスの選手は合計60人。
40名がロースター枠(メジャー枠)、20名がマイナー枠。
ロースター枠の中からメジャーベンチ枠25名が選ばれる。
投手はうち約12人。
夏之介のような中継ぎ枠はうち約6人。
夏之介は、まずは60人の中の6人枠に入ることを目指します。
しかしその後、オカマっぽいBL(ボビー・リード)から、6人中4〜5人は内定済み、残り枠は1〜2名と聞いて涙目になる夏之介( ;´Д`)
日本とメジャーの違い
日本人がメジャーに行くと、ルール・環境・文化・相手の違いに惑わされる模様。
・練習時間が短い
・個人練習が多く、量は人によりバラバラ
・メジャーのボールは滑りやすく、球が高めに浮く。夏之介のような球威より制球力で勝負するピッチャーには死活問題。
・マウンドがかたい
・ストライクゾーンが外に広い(慣れれば外を上手く使えるので投手は楽
・ボールの縫い目が高い(上手くすれば曲がりやすい
・ブレーキングボール(スローな変化球)は打たれやすい(大きく曲げるとか、わずかに揺れるムービングボールとかには向いてる
・サブプレーヤーはユーティリティが求められる(足が速い代走要員は魅力が薄い
ただ。
デメリットばかりでなく、例えばストライクゾーンは外が広い等、やり方によってはメリットもあるんですよね。
いかに早く過去の成功体験である日本流を捨て、メジャー流にフィットできるか?
それがメジャーで成功するための最低条件なんでしょうね。
メジャーの流儀
BLアドバイスの「内角高めに見せ球→内角から外角低めに大きく落ちる変化球」案に、夏之介は疑問が。
ブラッシュ(顔近くにボール投げてのけぞらせる。バッターを起こす。)させるとメジャーは怒るのでは?と。
それに対するBLの意見。
BL
俺に言わせりゃよ・・
「メジャーの流儀」はたったひとつだ!
「技術なき者は去れ!」
これだけね!
「内角狙っても当てなきゃいい」「技術が無い奴がやったら怒られる」「本当に危ないボールとそうでないボールは見極めることができる」とのこと。
お互いが技術を持ったプロだからこそ、相手を信頼して戦えるのですね。
夏之介、メジャー昇格なるか?
キャンプの練習試合とメジャー組との紅白戦で結果を出した夏之介。
ファームディレクター(メジャー昇格・降格を判断する役職)のバル・ゴードンの評価は上々!
と唸らせた夏之介。
続きは次巻!
12〜15巻の感想はこちら
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プロ野球お金にまつわる100の話
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