2015/1/23発売。
モーニングで人気連載中のサッカーマンガ「ジャイアントキリング」34巻の感想です。
※ネタバレ注意!
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いつものキャラに加え、今巻で対戦する大阪ガンナーズのメンバーが表紙に登場。
椿と窪田(クボタン)の気持ち悪いほど仲良しな二人が前面に。
収録内容
・サッカー番組「フットット」による、ジャパンリーグ第25節ダイジェスト。
・第25節 ホーム 名古屋グランパレス 戦の後日談
・第26節 大阪ガンナーズ 戦に向けたトレーニング
・第26節 アウェイ 大阪ガンナーズ 戦 前半まで
34巻の半分は大阪ガンナーズ戦の試合シーンに使われてて、迫力満点。
前巻を簡単に振り返る
・(上川法務大臣が名古屋グランパスと呼び間違えた?)名古屋グランパレスに勝利!
・達海監督の采配ミス?を、選手が実力でカバー!
・変な髪型の名古屋 不破監督、試合後に意外と冷静でした。
なおこの試合のハイライトは、34巻の#328、サッカー番組「フットット」のダイジェスト映像にて再確認できます。
今巻の感想
ジャパンリーグ第25節ダイジェスト
・首位攻防戦から放送が始まってる、実際のTV番組を意識した作り。
中位のETUの場面(ページ数)が多いのは主役だから。マンガのご愛嬌。
・大阪ガンナーズの窪田、アディショナルタイムに同点弾。ETU戦で活躍する伏線ですね。
・山形頑張ってるね。
・川崎フロンティアが7位というのがリアリティありますね。
ははっ。
名古屋グランパレス戦 後日談
・子供っぽい質問で達海を軽く怒らせた山井 番記者。
・それに比べ、今回も藤澤さんは男前。
・珍しく饒舌でやる気のある会見をした達海。この試合で手応えがあった模様。
達海
これまで選手達とああだこうだ言いながらチームを作ってきて
しんどい時期も越えて
ようやく本気で戦える集団になった
だから俺
ここに来る前ロッカーであいつらに言ってきた
タイトル穫りに行くぞってね
この効果は後ほど。
大阪ガンナーズ 戦に向けたトレーニング
・DF黒田が出場停止。カード貰った反省はしてない模様。
・椿と窪田はメール友。
・今回、達海が試合前に仕掛けた策は、先ほどの会見でも語ったように「タイトル」を初めてチームに意識させたこと。
これが、選手に、今の自分達の実力を確信させ、いざというときに信じる頼りどころとなった。
アウェイ 大阪ガンナーズ 戦
・変わってない大阪のメンツ。
・ダルファー監督、試合前の演説が長過ぎて選手達から総スカン。
・ソノダ通訳はダルファーLOVE。
・うるさい片山と畑。
・志村は意味不明な発言連発。
・なんでも「はい」という、鼻血男クボタン。
・常識人の小室は大変だ・・。
・金髪ゴリラハウアー、その髪のどこをこれ以上セットするというのか。
・リマはずっと五分刈りの模様。
・ヘッドコーチ松ちゃん、今回も達海の足代わり。
・通訳でワンテンポずれてショックうけるダルファー可愛い。
・ブラン日本代表監督、通訳も相変わらず。
・ジーノはベンチスタート。夏場の連戦だからか。
・試合は、あくまで正攻法で挑む大阪ペースから始まり、やがてETUペースに。
・黒田に代わって出場した、チーム1のファッションリーダー?のDF亀井に、ETUクラブハウスでTV観戦中の黒田の魂が憑依。
おかっぱ頭の長身FWハウアーに、二人で立ち向かう。
ハウアーは、亀井の背後に黒田の守護霊が見えた模様。霊感強いのか?
スラムダンクの山王戦 沢北vs流川&桜木 の実質1vs2を思い出した。
・椿の一瞬前を向いた直後の弾丸ミドル、窪田のループ。二人の成長著しい。
なお、お互いがお互いのプレーに負けたと思ってる、ネガティブな二人。結婚しろ。
・殿山のステルスは継続中。
敵に悟られないし、ミスしても気付かれない、優れた能力である。
・達海の「タイトル」発言を心の支えに、アグレッシブにプレーする選手達。
むやみやたらに「タイトル」を連発せず、チームの状況をみて、ここぞ!というタイミングで「タイトル」発言した達海は、最高の策士である。
「タイトル」連発してチームにプレッシャーを与えて2014シーズン終盤に大失速させたり、コミケ参入したり萌えキャラ作ってるどこかのJリーグチームも参考にしてほしい。
・志村へのマークなど、攻撃対策バッチリなのを自覚しながら、攻めろ攻めろ光線NEOを放って攻撃的姿勢を貫くダルファー。
「よしきた」とほくそ笑む達海。
ダルファーの戦い方は全く間違ってない。スタイルを変える必要は無い。
相性が最悪なだけ。
・亀井がハウアーをノーファウルで止め、こぼれ球を石神がキープ、ガブリエルが椿とリターンして抜け出す。
一度は止められるも、椿のフォローからファーの赤崎へクロス、赤崎が落として夏木がボレーで決める!
大阪 0-1 ETU
夏木は二試合連続弾、シーズン8点目。
・ジーノは「ラッキーラッキー」と評す。
・クラブハウスでTV観戦中の黒田、味方の失点を願い出して、ダークサイドに堕ちる。
ベンチ外選手って、他の選手が活躍するのをみると、気持ちをコントロールするのが難しいよね。
チームが一体感持っててムードが良ければ、そこはうまくコントロールできるけど。
連敗中だったりすると、途端に上手く行かなくなるのが人間の集団ですね。
・追加点を狙うも、取れずに前半終了。
余裕のダルファー。まったく油断できない展開。
ここで次巻へ。
巻末おまけ
単行本巻末に、
ETUのシールがついてきました。
電子書籍にはない、単行本だからこそのオマケですね。
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今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀
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