今日は2015/2/22(日)。
2が3つ続くので「ニャンニャンニャン」→「猫の日」とか。
そこで、私の野良猫と仲良くなる方法を書いてみます。
※猫島(香川県男木島)で試した方法を中心に紹介します。一部、他の場所で撮影した写真も使ってます。
※一部写真がセピア色になっていますが、これは撮影時の私のミスです。ご了承ください。。
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目次
注意1:警戒心の強い猫は諦める
身も蓋もないですが。
警戒心の強い猫は、短時間では懐きません。
無理に近づこうとしても、
逃げていきます(´;∀;`)
運が悪いと猫パンチ付き(´;∀;`)
このような猫は「過去に人間からイヤなことをされた」可能性が高いです。
例えエサをあげても、なかなか近寄ってきません。
時間をかけて「私は敵じゃないんだよ」と伝えなければいけません。
ペットや地域猫ならともかく、単に野良猫と仲良くなりたい場合は、このようなタイプは諦めて、別の猫を探しましょう。
注意2:エサは逆効果の可能性あり
最強の方法が「エサをあげる」。
「飢えた野良猫には最高のプレゼント」「短期間で劇的な効果あり」というメリットもありますが。
一概にはお勧めできません。
トラブルが発生する可能性があるからです。
エサをみると、猫の本能が全開になり、興奮状態になります。
その結果、
「猫同士の争いが起きる」ことや、
「猫が集まりすぎて人間がパニック状態」になったり、
「エサを求めて人間にいつまでもつきまとう」ことになったり、
エサが欲しくて「後足で立ってズボンにツメをたてる」ことで、ツメがズボンを貫通してケガをしたり。
他には「周囲のいつもエサをあげている人や、猫嫌いの人とトラブルになる」「地域の生態系に影響を与える」というデメリットも。
猫へのプレゼント・・というサービス精神が、後々トラブルになる可能性も充分にあります。
周囲に「猫に餌をあげないでください」などの看板が無いかチェックし、近くの人に確認をとってから、初めてエサをあげる方がよいでしょうね。
自戒を込めて。
※上記にある、猫島にて猫に餌をあげて囲まれてしまった写真を載せた記事はこちら。
※膝にツメをたててのって来た写真を載せた記事はこちら。
以降は、エサを使わずに仲良くなる方法を紹介します。
1:ゆっくり、目線をそらしながら、姿勢を低くして近づく
では具体的な方法に入ります。
いきなり近づいて触ろうとする・・これはNGです。
よほど人に慣れた猫や、顔見知りの人間以外は「怖がって」逃げ出すでしょう。
ゆっくり近づくのが基本です。
また、じっと猫を凝視すると「狙われてる?」と怯えるので。
目線をそらしながら近づきましょう。
可能なら「姿勢を低くする」こと。
はるか上から見下されたら、猫は怖がります。
膝を地面につけるくらいで、にじりよるといいでしょう。
この段階で逃げてしまったら仕方ない。
縁がなかったと思って、諦めましょう。
2:指の匂いを嗅いでもらう
近づいて、猫がこちらに気付いて、逃げるそぶりがなかったら。
人差し指をゆっくり猫の顔に近づけて、クンクン匂いを嗅いでもらいましょう。
猫の挨拶は「お互いの鼻をくっつける」ことで知られています。匂いで識別するためです。
鼻の代わりに、人間の指で代行してもらいましょう。
いきなり人間の顔を近づけるのは、やめておきましょう。危険です。
もし猫がひっかいてきたら、人間の顔が大変なことになります。
他にも、ノミや病気など、野良猫の衛生面の問題もあります。
清潔で親愛が深まってる室内飼いならともかく、野良猫ではやめておきましょう。
3:猫から少し離れた場所に数分間座る
さあ、ここが私オリジナル。
挨拶したあとで、触ろうとしてもいいのですが。
時間がある場合は。
猫から少しだけ離れた場所に、数分間ちょこんと座りましょう。
猫の「同じ空間を共有すればするほど警戒心を解く」習性を利用するためです。
これは、野良猫・室内飼い問わず、猫が近くにいてもなかなか寄ってこない場合に、絶大な効果を発揮します。
猫が好きだけど、すぐ猫が逃げてしまうあなた。
これを試してみてください。
例えば猫島で、
周りに他の猫好きがいて、たくさんの猫を独占していて、全然こっちに来てくれなくても。
焦ってはいけません。
近くに座って、持久戦の構えをとりましょう。
(猫島など、猫がたくさんいる地域では、猫好きとバッティングする可能性が高いです。猫好き同士、猫の奪い合いをしないようにしましょう。)
猫は「飽きっぽい」ので、やがて飽きて、独占状態が終了します。
そして、他の面白そうなものを探すようになります。
いずれ「そばにいるけど、じっとしている、危害は無いが謎の存在」であるこちらを気にするようになります。
短期的な成功より、長期的な成功を目標に。
ここは数分間、じっと我慢です。
あなたがよほど猫に嫌われてない限り、
ちょっとずつ、
猫が近寄ってきます。
「同じ空間を共有している」「危険がない」存在だと気付くと。
猫の習性「好奇心旺盛」が発動して、
近くに寄ってきたり、
荷物に興味を示しはじめたり、
近くで突然グルーミングしたりと・・突然厚かましくなります(;・∀・)
4:興味を引くグッズを使う
ここまでくれば、あとは猫のハートを掴むだけ!
猫が興味をひきやすい「音がする」「動く」グッズを使ってみましょう!
私はここで、ポリ製のバッグとレジャーシートを使いました。
猫が近くにいる状態で、これらを広げると、
これくらい猫が興味を示してくれました!
「上にのるとあったかい」「新聞紙のように猫がのりたくなる」「自分が触ると音がするので面白い」という猫側のメリットの他。
「安上がり」「使い回し可能」「安全」「持ち運びが容易」という人間側のメリットもあります。
最終的には、レジャーシートの上に乗った猫が、
手にじゃれてくる始末(;・∀・)
これらをヒラヒラさせたり、音を立ててみた動画が以下。
香川県の男木島にて。ポリ製のバッグを持ってガサガサと音を立てると、猫がシッポを立ててどんどん集まってきました! #猫 https://t.co/OgahwzVWHE
— とかいな暮らし (@tokainakurasi) 2014, 11月 24
猫島で使うと、こんなに猫が集まってきました!
ポリ製バッグとレジャーシートの詳しい話は以下に書きました。
香川県の男木島(猫島)である物を使うと、大量のネコが集まってきた!安くて頑丈、最強の猫用おもちゃはコレだ!
一度試してみてください。
5:あとは猫の好きに任せる
ここまできたら、
猫はあなたを好きになってるでしょうから、
膝の上にのってきたり、
カバンを占拠したりと・・やりたい放題しはじめます( ;´Д`)
ここまできたら、猫を正面から凝視しても、
猫の信頼の証「目をつぶる」好意をしてくれます!
これが猫好きの至福の瞬間!
あとは猫様のなすがままに任せましょう。
時間が許す限り、猫とのふれあいを楽しみましょう(*´ω`*)
ただし。
先ほど書いたように「猫は飽きっぽい」。
新たな猫好きが来たら、面白いことをしてくれたら、エサをくれるなら。
そっちに行ってしまうでしょう(´;ω;`)
これは止めても無駄です。
「ネコは気まぐれ」な生き物。
おとなしく受け入れましょう。
大丈夫。
あなたがよほど気に入った猫がいれば、そいつはずっと側にいてくれますから。
全国の猫好きに幸あれ!
そして全国の野良猫が幸せな生活ができますように。
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過去の「猫の日」と「猫」の記事はこちら
以下が2015年の男木島猫記事。
[猫]2015/10/2 香川県男木島(猫島)旅行。今年もリアルねこあつめできました!餌やり禁止マナー遵守で!
以下が昨年の2月22日の記事。
[ニャンニャンニャンの日記念]等々力陸上競技場の近くの猫スポット
以下が、当ブログの猫の記事。
猫 | とかいな暮らし 〜都会生活ときどき田舎〜
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