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[感想]相棒 season13 第19話(終)「たった1話でカイトの3年間が台無しに。伏線無し、突然の惨劇回。」

投稿日:

※文中で思いっきりネタバレしてます!注意!
 
2015/3/18(水)。


相棒 season13 最終回 第19話「ダークナイト」の感想です。
 
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公式HPとあらすじ

ついに甲斐享、最終章。
犯罪者だけを狙った連続暴行事件が発生。犯人は、警察の手が及ばない隠れた悪党に制裁を加える「ダークナイト」と呼ばれる人物と思われた。ダークナイトは、ここ2年足らずの間に、制裁目的と思われる同様の事件を5件起こしており、世間の注目は高まるばかり。右京(水谷豊)も、ダークナイトが一体何を目指しているのか興味をひかれている様子で、独自の捜査に乗り出す構えだった。
そんな中、政務活動費の不正流用疑惑が持ち上がっている都議会議員が暴行される事件が起こる。目撃証言などから犯人はダークナイトと思われたが、今回は被害者が初めて死亡してしまう。享(成宮寛貴)は模倣犯の可能性を疑うが、右京はその説を「全面的には支持できない」としながらも、被害者がこれまでの人物像とは違う上、犯行が殺人にまでエスカレートしていることに違和感を覚えていた。

果たしてダークナイトとは一体何者なのか? それは正義か?悪か?
右京と享、相棒としての3年の月日が問われる最後の事件!
あなたが目撃するのはシリーズ始まって以来の衝撃的な結末!

ついに成宮寛貴が演じる甲斐 享(ここでは「カイト」と記載します)、ラスト回となりました。
 
確かに・・衝撃的でしたね・・。

今回の感想

全体的な感想

・三代目相棒カイトが、3年間頑張って積み上げてきたものが、この1話だけで全否定され、潰され、崩され、壊されました。
 
・カイトが好きな人には、史上最低の回だったでしょう。
 何の脈絡も無く、一方的に悪者にされましたから。
・相棒全シリーズのコアなファンなら、主役の片割れを潰してまでも貫いた「右京の正義」を評価するかもしれませんね。
・なお私は前者です。その視点で感想を書きます。
 
・一応、今回のテーマは「正義」
 相棒シリーズ全般を通してのテーマの1つ。
・シリーズの根底にある「杉下右京は人材の墓場」と「右京は自分の正義を貫く」を、相棒を犠牲にしてまで体現した、このドラマの決断には恐れ入る。
 それが視聴者が誰一人求めてない形であろうとも。
 
・古畑任三郎のように、序盤(開始2分)で犯人が視聴者に分かる状況からスタート
 最後まで目が離せない展開になったのは事実であり、良かった。
 でも、完全の犯行動機が・・このドラマっぽい「ちょっとしたこと」とはいえ・・。
・ここまでの3年間、この最終回の伏線が一切無かったのが酷い。
 右京に嫉妬してた可能性ってあったっけ??
 ここまでカイトを貶めないといけないほど、酷いことをしてきたっけ、カイトは??
 
・ラストに、過去3年間のカイトが登場。
 昔は熱い男だった。最近は眉間に皺を寄せて皮肉っぽい表情しかしてない。
・もう、カイトには会えないかも。
 
・精神的にいっちゃってるタネムラの「マニアだからこその慧眼」は盲点。

カイトに同情の余地無し

はっきり書きます。
「ダークナイト」=「カイト」

それを前提に、同情の余地がないことを書いて行きます。

犯罪行為多数

・複数回暴行事件をおこした。これだけで警察官失格。
・殺人事件の容疑者を逃擁護。
・その容疑者を襲わせた黒幕。
・アリバイ工作。
・捜査の攪乱(右京ら警察の行動を一応邪魔した)
 
どうみてもアウトです。

特命係配属後に犯行を重ねていた

カイトは、season11、2012年秋に特命係に配属。
以後3年間、ずっと真っ当な警察官として、犯罪を憎み、犯人を検挙し続けてきました。
 
なのに、2年前、つまり特命係配属後に、ダークナイトとして犯行を重ねました。
 
「カイトは正義の男」「熱血漢」というイメージが、これで崩れ去りました。

ダークナイトにこだわった理由が意味不明

最初の犯行は、親友のため、という理由がありました。
罪ではありますが、心情的には理解できます。
 
しかし。
その次の5回の犯行の理由は、単なる正義気取りであり、個人的な満足でしかありませんでした。
 
「あのカイトなら、きっと深刻な理由があるはず!」と最後まで信じていましたが。
 
取調室で、カイトは「世間の反応が心地よかった」「でもよくわからない」「この俺がダークナイトだ!って叫びたい衝動にかられました」「葛藤はあった」としか語らず・・。
もやもやっとしたまま、カイトの主張、終了(´;ω;`)
 
せめて、ここでカイトに「正義のためだ」「警察では限界がある」「俺がやったことを完全に否定できるか?」と開き直ってほしかった。
その方がまだ、カイトの良いイメージを保てた。
 
まあ、そんな薄っぺらい正義など、誰にも通用しませんが。。

右京と真っ向勝負せず

二代目相棒、神戸尊の場合。
右京の正義と真っ向から戦いを挑み
しかも成果をあげました。
行動の是非はおいておくとして、神戸は男を上げました。
 
一方カイト。
右京に「俺の正義、間違ってますか?」と言論戦を挑むこともせず。
「俺のアリバイ、崩せますか?」と頭脳勝負も挑まず。
右京にバレることを恐れ、怯えていました。
それどころか、一時は右京に電話して全て明らかにしよう・・と迷ったり。
 
結局「情けない男」「卑怯者」「父親にすがった」と男を下げました。
 
なお、右京との対決シーンでは、右京に一蹴され、相手にならず。
右京の哀れみの目が印象的でした。

信頼を裏切った

一課の二人、角田課長、米沢さん。
共に事件解決に奔走した仲でしたが。
もう彼らとの関係は、元に戻らないでしょう。
 
「馬鹿野郎が」
と4者4様に語ったシーンが印象的でした。
 
もちろん、右京も。
最後の対決シーン。
右京の親心が感じられるシーンがありました。
 
カイトに、自分がどこでしくじったかを考えさせたり。

右京
君への信頼感が薄かったとでも思いましたか?

信頼のために推理が鈍ったことを伝えたり。

右京
君が悔いるべきは…そこじゃないだろう!

怒ってくれたりしましたが。
 
その後の右京の気落ちした姿からも、カイトは決して同格の相棒ではありませんでしたが、信頼する相棒ではあったことが伺えます。
 
もう、その関係も、元に戻りません。
 
今後、スペシャルなどで登場したとしても。
冷え込んだ空気になるでしょうね。

病気の恋人とお腹の子供のことは?

悦子は病気(急性骨髄性白血病)で入院中。
お腹にはカイトの子供が。
 
そんな大変な時期に、なぜ罪を重ね、更に立場を悪くしたのか?
 
「ダークナイト」って、恋人子供より大事なのか?
 
その点も人間として、大人として、男として、マイナスでした。

キーマンが初登場人物でガッカリ

せめて第15話第16話で登場した「恋人 悦子の妊娠」「悦子の病気」「父親 峯秋との関係」など、主要人物をキーマンにしてくれれば、まだ納得できました。
 
しかし、キーマンは、今回初登場(ですよね?)の「親友」
唐突すぎて「この人誰?」状態。。

伏線全く無し

これはカイトでなく、脚本・演出の話。
 
「カイトが喧嘩に強い」「今まで(ダークナイトとしての)葛藤を抱えていた」
これ、今まで出てきましたっけ?
 
せめて「カイトは喧嘩が好き」「たまに顔に痣がついている」「途中、行方をくらます」といった伏線を、最終回までに入れてほしかった。
 
脚本家が違って無理だったかもしれませんが。

season14できるの?

カイトは懲戒免職。
悦子は病気と戦い、子供を産む覚悟を決める。
右京は無期限の停職処分。
 
最後は海外へ旅立つシーンで終了。 
season14は、カイト初登場のときのように、また海外で始まるのでしょうか?
 
しかし。
3代目にこんな仕打ちをして、果たしてseason14以降も続けられるのか??
 
好きなドラマなので、続けてほしいですが・・。
よっぽどの人物を相棒に選んでくれないと、納得できないかも。。
 
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前回の感想

[感想]相棒 season13 第18話「片山雛子の過去が明らかに。またも事件を乗り越え、大きな人間になる。」
・国会議員の片山雛子が登場。
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