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[マンガ]はじめの一歩 110 [森川ジョージ] 「大事な試合前に控室で大げんかした間柴と千堂。これが人外の闘いか。。」

更新日:

※ネタバレあり、注意!
2015/4/17発売。


1989年から続く、週間少年マガジンの看板ボクシングマンガ、はじめの一歩110巻の感想です。

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本はこちら


はじめの一歩(110) (講談社コミックス)
 
試合終盤、ボロボロ一歩が表紙。

前巻をさくっと振り返り


・「世界二位 アルフレド・ゴンザレス戦」の最終攻防シーンから決着まで。
・遠い世界一、後遺症への不安、心配する人達、ちらつく引退・・。重苦しい雰囲気のシーン多し。
・そんな中、鷹村の「WBC・WBA世界ミドル級王座統一戦」編がスタート!今巻に続く。
 
詳しい感想はこちら

今巻の感想

概要

ストーリーは鷹村の「WBC・WBA世界ミドル級王座統一戦」編へ。
 
今巻は前座間柴千堂の試合がメイン。
 
・試合へ調整する鷹村と一歩のやりとり
・WBC・WBA世界ミドル級王座統一戦
 ・セミセミファイナル 東洋太平洋ライト級タイトルマッチ 王者 間柴了ー 1位 ロメオ 決着
 ・セミセミファイナル 東洋太平洋フェザー級 4位 千堂武士 ー 5位 ホセ・ナーゴ(メキシコ王者) 途中まで
 
前巻で、鷹村が「そこから先はーー人外の者だけが棲む場所だ」と語りましたが。
今巻の間柴と千堂は、まさに人外の闘いをみせてくれました。。
 
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常に一歩の先を行く鷹村

試合前の鷹村ロードワークについていく一歩。
無尽蔵のスタミナを誇る一歩がまったくついていけない鷹村のロードワーク。
 
試合前の減量でピリピリしてて、いつも以上に手が早く、相変わらず視力問題については煙にまく鷹村。
 
しかし、一歩は羨ましい。
世界ランカーになった今でも、自分より先を行く、偉大で(ボクシングに関する限り)尊敬できる先輩がいるのだから。
ここまで強くなったら、普通は一人で道を切り開くしかないはずなのに。
 
これが一歩の強さを引き出しているのか、逆に甘えて弱くしている要因なのか?

間柴と千堂、試合前の大げんか

今巻のメインがこれ。
 
元々仲が悪く、試合前日も小競り合いしてた二人。
 
この二人を、あろうことか、試合前の控室を同室にした八木さん。
気を利かせたと思ってるのは八木さんだけ。
 
試合直前、廊下に聞こえるほど大乱闘した二人。
グローブ無しで殴り合っただけでなく。
足をひっかけ、足裏で蹴り、パイプ椅子で殴り掛かり、膝蹴りかます。
 
間柴も千堂も、試合前に顔も身体もボロボロで出血。
しかも「さっさと試合を終わらせてケンカの決着をつける!」と興奮、試合開始から相手につっこんで、どちらも手痛く反撃される始末。
トドメはケンカによりスタミナが削られ、決着は終盤までもつれ込む。
 
ケンカと試合と、どっちが大事なんだ・・。

いつもの人外の闘い:間柴

こっちはいつも通り。死神間柴の試合でした。
 
フリッカーのヒットマンスタイルで相手をミドルレンジに釘付けにし、
入り込んできたらチョッピングライトで上から右拳を振り下ろし、
上からの攻撃に慣れてきたところで、
視覚的にも意識的にも範囲外の、

一歩とのスパーリングで初めて見せた、下からアッパーで顔面をすくい上げる。
あとはフルボッコ。
 
最近はこの戦い方で勝ち続けてますね。
そろそろ相手に警戒されてもいいはずですが、他二つの武器が強烈で、アッパーはここぞ!の場面しか使わないから、効いてるのかな。
 
なお、試合後、金属のチャンピオンベルトを巻いたボディを千堂に殴らせ、更に千堂の拳にダメージを与える鬼畜( ;´Д`)

もっと人外の闘い:千堂

鷹村と似ている千堂

間柴よりこちらの方が扱いが大きく、無茶苦茶な試合でした。
 
試合中、青木村から

発想と行動がウチの大将とよく似ているからな
くだらないコトしても効いちゃうんだろうな

やれやれといった表情で語られるほどの試合でした。

強敵ナーゴ

間柴の相手よりはるかに格上
 
対戦相手のナーゴは、世界フェザー級王者 リカルド・マルチネスのスパーリングパートナーを長年続けも壊れない強さと、何より強い精神の持ち主。
千堂のプレッシャーに長時間晒されてもミスをしない。
 
千堂はリカルド・マルチネスを目指して多くのメキシカンボクサーと対戦を重ねたため、メキシコ王者のナーゴ陣営には千堂のデータが豊富。
 
ナーゴのセコンドは、リカルド・マルチネスのセコンド、世界最高峰の頭脳 ビル・スチュワート
千堂が入場時に間柴とやらかして負傷してたのに「あの男も会場もイキリ立っているな」と動揺の欠片も見せず。
千堂を虎でなく「威風堂々振る舞う古の虎」サーベルタイガーに例え、
サーベルタイガーは最大の武器(大きな牙。千堂の強振を指す。)に頼って進化した結果、俊敏な獲物(ナーゴのヒット&アウェイ戦法を指す)を取り逃がして歴史から去った、
と余裕で語る。
千堂の、相手と正対するスタイルを「豪放の型」と認めつつも、パンチが丸見えで世界には通用しない「慢心の型」と切り捨てる。

頼りのスマッシュは完全に警戒され、振り回す千堂の拳はオープニング以降、全く当らない。
ある意味、一歩vsアルフレド・ゴンザレス戦の序盤と同じ、一方的にパンチをもらう展開。

必殺:握り拳

第8R。
ダメージと疲労でボロボロの千堂は、フォームもバラバラながら、鷹村と同質の本能でついにナーゴの動きを止め、スマッシュの射程範囲にとらえる!
ナーゴはクリンチ、両手を閂状に搦め捕り、千堂のパンチを封じた。
 
はずなのに。
なぜかボディをやられて悶絶するナーゴ。
 
私も、一歩も、板垣も、

一歩vs伊達英二戦や、

鷹村vsデビット・イーグル戦で見せた、
「10センチの隙間さえあれば身体の回転で下半身の力を拳に伝えるボディーブロー」
を連想したのですが。
 
隙間がなかったし、千堂も「拳をくっつけて握り込んだだけ」と別物だった模様。
それだけでダメージ与えるって、なにそれ・・。
この必殺技名は「握り拳(こぶし)」
 
うん、鷹村の後継者は一歩でなく千堂がふさわしい。

次巻は一歩vsゴンザレス戦の再現

その後、間柴がさっき見せたチョッピングライト(千堂命名「拳(ゲンコツ)落とし」)を繰り出し(わずかにそれてマットに拳を叩き付け、右拳折れる)、
ついには笑みを浮かべる、人外の迫力を見せた千堂。
 
そのプレッシャーで、過去の千堂との対戦相手が全員経験した「檻の中」にいる錯覚に教われ、ついに後退したナーゴ!
コーナーに追い詰められる!
 
これから・・という所で次巻へ。
 
次巻予告では、一歩vsマルチネス戦と全く同じ、カウンターを打ち合う場面が載っています。
 
この結果は?
そして一歩はここから何を学ぶのか?
それが千堂の試合を描写した最大の理由。
 
次巻が待ち遠しいですね。
連載は相変わらず休載が多いですが

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過去のはじめの一歩の記事はこちらから

[マンガ]はじめの一歩 109 [森川ジョージ] ゴンザレス戦、決着!この結末は、リカルド・マルチネス戦に向けた準備か、単なる連載延命か?
 
その他の感想は以下。
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