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[マンガ]ベイビーステップ 13巻 [勝木 光] 「荒谷くんと再戦。テニスは左利き有利!エーちゃんが進む道「チェンジ オブ ペース」」

更新日:

※ネタバレ注意!

本格的テニス漫画「ベイビーステップ」13巻の感想です。

http://www9.nhk.or.jp/anime/babysteps/

NHKアニメワールド ベイビーステップ

本巻はアニメ第二期 5/31(日)〜 の放送に該当かな。

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本はこちら

左が単行本、右がKindle版。
 

エーちゃん(丸尾栄一郎)なっちゃん(鷹崎奈津)がボールを見上げ・・。
表紙をめくると、ボールを取ったのはやはりなっちゃん。

前巻のあらすじ

・今巻は「神奈川県ジュニアテニス選手権大会」
宮川くんと2回目の対戦がメイン。
・宮川くんもプロを視野に入れており、激しい戦いとなりました。
・巻末、マガジンスペシャル2010年NO.3に載った[番外編]にて、エーちゃんとなっちゃんのラブラブ話あり。

感想はこちらに書きました。

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今巻の感想

概要

・12巻の続き、なっちゃんとの練習試合、決着。
神奈川県ジュニアテニス選手権大会 決勝(荒谷くん)との2回目の対戦、第2セット中盤まで。

以下、先に荒谷くんとの試合を書きます。

神奈川県ジュニアテニス選手権大会 決勝(荒谷くん)

前回対戦

漫画の中では昨年(5巻6巻)の「神奈川ジュニアテニスサーキット 準決勝」以来の対戦。

このときはエーちゃん敗北。
実力差がありすぎでした。

それでも、5巻でエーちゃんが用意した「打倒荒谷ファイル」6つが結構効いて、苦戦させました。
1.エンジンがかかるまで時間がかかる
2.気性が荒くてせっかち
3.我慢くらべに持ち込む
4.豪快にやられてもあきらめる
5.意表をつく
6.得意な展開でミスらせる

今回の対戦でも、まずはこれが効くかを試したエーちゃんでしたが・・。

メンタル強化した荒谷くん

エーちゃんと同じく、荒谷くんも成長してました。

戦法は同じ、試合中に吠えるのは前と同じですが。
パワーとスピードは強化された上に、弱点のメンタルを強化!
前述の「打倒荒谷ファイル」のうち、1〜3は効きませんでした。

メンタル強化に象徴的な場面は、審判のミスジャッジにキレた場面。

荒谷くん
「怒り」って感情は物や人にぶつけても自分の中で押し殺しても・・
それで一時的に事が好転したりはするが
結局は自分をゆがませちまう
だから・・

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”

怒りは・・空に放つんだ

試合中、上を向いて吠える!!
獣か!(;・∀・)
万人向けじゃないし、実行するのは勇気がいるけど。
すぐに気持ちを切り替え、プレーに集中していました。

荒谷くんを変えた理由

プロになる決意、
今回語られた荒谷くんの厳しい練習環境、
もありますが。

荒谷くん
最初から全開・・
勝負を急ぐ俺の感情だって自制(コントロール)できれば武器になる
そんなことを教えてくれたのはーー
確か お前だったな・・

前回対戦時に徹底して弱点をついてきたエーちゃんのおかげでもありました。

対戦相手をリスペクトし、優位でも気を抜かず。
間違いなく強敵です。

テニスは左利きが有利

試合中、違和感を感じるエーちゃん。
荒谷くんのサーブ時、フォアのクロスからポイントを取られていることに気づきます。
しかし、最初は理由はわからず。

これは、荒谷くんが左利きだから。
テニスは左利きが有利なスポーツのようです。

理由。
左利きのプレイヤー数が少ないため、対戦経験が少なく、慣れていない。
・対戦経験が少ないから、フォアのクロスをバックで返す機会自体が少なく、威力と精度がイマイチ。
エーちゃんはこの試合で、バックハンドをミスするか、返しが甘くなってストレートでやられている。

野球みたいだ(;・∀・)
(※昔は左打者や左投手が少なかったため、右投手や右打者は対戦経験が少なく、戸惑っていた。
最近は数が増え、攻略法も広まってるので、昔ほどではない。)

エーちゃん
左利きはそれだけで武器なんだ

これも背が高い・スピードがある・パワーがある、と同類の、生まれ持った選手の身体的特徴の1つですね。

対左利き戦法は?

テニス歴が浅いエーちゃんは、対サウスポー対策を練ってない。
試合中はコーチなど外部から接触するのはルール違反。
仕方なく、試合中に自力で対左利き戦法を考えることに。
よくできるなあ・・。

・荒谷くんが打つ瞬間に反転した状態を想像し、球種 軌道をしっかり目で追って・・
✖︎。荒谷くんが前に出てくると、近くて視野が狭くなって相手の動きが追えない。

・考えすぎず、本能に任せる
✖︎本能的なプレーがうまくいったのは経験や情報が十分にあった時だけ。
理性がわかってないことを本能ができるはずがない。
逆に、ミスで苦手意識が刷り込まれることも。
→エーちゃんのバックハンドもおかしくなってきた

・まずは原因分析。
⭕️。頭で考えるスタイルのエーちゃんには、まずはこれ。
荒谷くんの強い左フォアを、エーちゃんが弱い右バックで返しているのが劣勢の原因だとつかんだ。原因がわかれば対策も考えられる。次のステップへ。

・安全策。
⭕️。一般的にはこれ。
左のフォアのクロスを最大限に警戒し、来たら安全策1/36のコントロールで返す。
身体が左利きのコースを覚えてきたら、コントロールの精度をあげる。
バックハンドもおかしくなってたエーちゃんにとっては、ミスの物理的要因を取り除くことで心理的要因を減らしていく効果もあった。

・リターン時、いつもよりコートの外で構える。
◎。一般的な対策。
センターに打たれると厳しくなるデメリットがあるが、ワイドは気にしなくて良いメリットがある。
しかもセンターへのサーブは、サービスエースになるゾーンが狭くてサービスエースを決められにくい。

徐々に劣勢を挽回していくエーちゃん。

スピード&パワー対策「チェンジ オブ ペース」

エーちゃんのラケットを吹っ飛ばす、圧倒的な荒谷くんの一撃!
ドロップにも追いつくスピードと脚力も見せ、エーちゃんとのパワーとスピードの差は歴然!

それでも、拮抗した勝負に持ち込めてます。

練習の成果、
分析力・鍛えた身体・優れた目でボールに追いついているから、
正確なコントロールで厳しいコースをついているから、
そして・・、

青井コーチ
そう 人は一般的に同じペースが続いた方がリズムを取りやすいから
試合も ある一定のペースに落ち着きやすい
そこに変化をつけてリズムを奪うんだ
あらゆる休息や球種でいろんなコースにコントロールすることでね

荒谷くんのリズムを崩す試合をしていること。

丸尾のショットはパワーは並だが
コントロールがよく不得意がない
そういうタイプは「チェンジ オブ ペース」を仕掛けるのに向いていると言っていい

「コントロールテニス」の次にエーちゃんが目指すのはこの「チェンジ オブ ペース」

もし丸尾の「チェンジ オブ ペース」がもっとよくなれば
全国の上位でだって十分に戦えるはずだ

それは「全ての球に追いつき
それをコントロールできれば負けない」
っていう
丸尾が掲げるテニス理論の真髄だからな

2巻のセリフ、再登場!

コントロールだけでは、相手を崩せず、試合が長引くだけで仕留められない。
次の武器である「チェンジ オブ ペース」を、エーちゃんは今後磨いていくことになります。

勝負の行方

パワーとスピードで早期決着を狙う荒谷くん。
コントロールを武器にするエーちゃん。

対照的な両者の対決は、第1セットは荒谷くんが取りました。

第2セットは、左利き対策がハマり、打倒荒谷ファイル」5の「意表をつく」攻撃で荒谷くんを悩ませるエーちゃんがブレイク、有利に!

途中、荒谷くんがジャッジにキレかかるも持ち直す。
直後、サービスエースで速攻叩き潰すエーちゃん!
鬼!

続きは次巻へ。

今巻のなっちゃん

神奈川県ジュニアテニス選手権大会 決勝

エーちゃんと同じく、決勝に進出してたなっちゃん。
なっちゃんは相手より格上のようで、ファーストセットを取った場面が載ってました。

エーちゃんvsなっちゃん

12巻のラストの続き。

今回もなっちゃんの常識外テニスに翻弄されまくりのエーちゃん。

例えば、なっちゃんのワイドへのサーブ。
クロスにオープンコートができたのに、逆(ストレート)に遅い球。
「オープンコートに強打してればもっと決めやすかったのに?」と理解できないエーちゃん。

こんな風に、なっちゃんの動きの予想が外れまくるので、エーちゃんの対処も遅れてやられ放題。

エーちゃん
だって何考えてるか全然わからなくて・
青井コーチ
だからナツは感覚派だって言ったろ

感覚派について、青井コーチがレクチャーしてくれます。

青井コーチ
つまりナツはお前の性格や今の状況や全体的な雰囲気に漠然と反応してるだけ
明確な戦略的根拠を基にプレーしてるわけじゃねえんだ
相手は理論的にプレーしてるわけじゃねえんだから
お前がいくら考えたってわかりゃしねえよ

行き当たりばったり?
法則が読めないから考えてもダメ。

そんな感覚派の対策をまとめると。
・まずはノートを使って情報収集
・それを頭に叩き込んだら、あとは目の前の相手をよく見る

青井コーチ
どうせ考えてもわからないんだから
目で見て身体で感じて赴くままにプレーしてみろよ

エーちゃんも本能で動くことを勧める。
この後。

これってどこか恋愛に似てると思わないか?
お前にはまだ少し早いか?

ゲスコーチ( ;´Д`)

そんなアドバイスを得て、なっちゃんの動きがなんとなくつかめたエーちゃん。
さすがにサーブの威力は男子のエーちゃんの方が上で、試合を優勢に進める。

ふたりとも、試合を進むにつれ、相手の良さがわかり、リスペクトすることに。

試合は1セットのみ。
エーちゃん 6-1 なっちゃん でした。

巻末漫画

4コマが2つ。

前述の練習試合後。
ノートを見せて、このページをちょうだい、といってノートを破ろうとするなっちゃん。
雑!
「次になっちゃんと試合するときにいるから・・」と聞くと、負けたくないからムキになってページを破こうとするなっちゃん。
それを止めたのは。

エーちゃん
い・・いまさら
そんなことしても無駄だよ!
なっちゃんのことは全部覚えてるんだから!

ごちそうさまです。
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その他の巻の感想

※( ・∀・)つ[マンガ]祝アニメ化!ベイビーステップ 1巻 (勝木 光) 「全巻感想始めます!」
全巻の感想に着手中。先は長い・・。


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