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[感想][小説]アルスラーン戦記5 征馬孤影 [田中芳樹] 「遊牧国家トゥラーン襲来!クーデター連発!イルテリシュ、ジムサ、ドン・リカルド、蛇王登場」

更新日:

2015年4月から、


アニメ絶好調放送中の「中世ペルシアによく似た異世界の英雄物語」、田中芳樹「アルスラーン戦記」
小説版第5巻「征馬孤影」の感想とまとめです。
 
アニメ第2期あるかな?
 
※がっつりネタバレしてます。アニメ・漫画派の人は注意!

本はこちら

私が読んだのは1998年3月発売の角川文庫版。

アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影 (角川文庫)
表紙イラストは天野喜孝。これは竪琴持ってるのでギーヴですね。
Kindle版は以下。

 
その他の出版社の版は以下。

前巻の感想をざっくりと


主にアルスラーンvsルシタニア軍。
イスファーン、ザラーヴァント、トゥースが加入。
 ルシタニア軍のエトワール(エステル)を捕虜に。
 ギーヴは単独行動。
・アルスラーンはルシタニア軍の城2つを落とす!
・なんとアンドラゴラス王が牢獄を脱出、王弟ギスカールを人質に、王都ヘクバターナの一室に籠城!
・トドメはトゥラーン王国がパルスへ侵攻開始!

詳しい感想はこちら

物語の地図

自作の地図で申し訳ありませんが・・。
アルスラーン地図2
今回はパルス国内の話。
ペシャワール城、王都エクバターナ、デマヴァンド山を中心に話が進みます。

5巻概要

・ペシャワール城にて、アルスラーンvsトゥラーン王国軍が激突!
・デマヴァンド山では、宝剣ルクナバードを巡り、ヒルメスvsギーヴ。ヒルメス、宝剣ルクナバードを一度手にするも、蛇王ザッハークの封印が解けかけて発生した天変地異を鎮めるため、ザンデにより手放す羽目に。
・王都エクバターナでは、アンドラゴラス三世が籠城の末、ルシタニア軍と交渉成立。タハミーネ王妃と共にペシャワール城へ脱出。
ナルサスの策により、トゥラーン軍の撃退に成功!
・その直後、アンドラゴラス三世がペシャワール城へ帰還。
 そしてアルスラーンは南方のギランへ追放された!
 パルス軍はアンドラゴラス派とアルスラーン派に分裂、ダリューンvsキシュワードも?

トゥラーン王国

概要

5巻の目玉は、4巻ラストでパルス、シンドゥラの両国の国境を攻めてきた「草原の覇者」トゥラーン軍
以下、小説中の文章を借ります。

・パルスにとって歴史的な敵国、恐るべき雄敵。
・遊牧国家。
・産業は馬と略奪
・王都はサマンガーン。
・太陽神ダヤンを崇拝。
・特徴は騎馬隊。野戦の強さは驚くほど。だが攻城戦は上手くない。即席投石機は使った瞬間にほとんど壊れたり、ファランギースの火矢で燃やされたり・・。
タルハーンを筆頭に、ディザブロス、イルテリシュ、ボイラ、バシュミル、ジムサ、カルルックと実力者揃い。
 ただ、使節も務めるカルルック以外は純粋な武将(つまり脳筋)だらけで、作戦に柔軟性を欠く。
 
中国の匈奴、中世のモンゴル軍などをモチーフにしてますね。
シンドゥラ、ルシタニアよりも遥かに強いのは間違いない。
 
この中で長い付き合いになるのは二人。

人物描写の一部はアルスラーン読本より引用します。

親王イルテリシュ:トゥラーンの狂戦士

・トゥラーンの将軍。♂。トゥラーン人。
・父親がトゥラーンの王弟であったことか、親王(ジノン)と呼ばれる。
・中背、日に灼けた顔の額と左頬に白く浮き出した刀痕、鋭くたけだけしい眼光。
・若く気性の荒い性格で、「狂戦士」といわれる。
 
・絹の国(セリカ)にいく前の戦いで、ダリューンは猛将のトゥラーン王弟(イルテリシュの父親)を一騎打ちで討ち取ったことがある。

個人的には「ヒルメスから理性を取り去って常にブチ切れ状態」というイメージ。
クバードと互角に渡り合える強さ、
気に入らなければ正論でも却下する傲慢さ、
そして第二部で明らかになる圧倒的な生命力。
 
今後、ヒルメスと並んでパルスとアルスラーンの災厄となります。

ジムサ:吹矢と剣とオフルール(幼女)

・トゥラーンの将軍。♂。トゥラーン人。
・やや小柄で童顔。
・剣技にも優れるが、吹矢に関しては名人。

戦う理由は権力とお金、気前よいのがよい主君、という典型的なトゥラーン人。
5巻ではザラーヴァントを吹矢で死の寸前まで追い詰める活躍も、ナルサスの罠にかかり、トゥラーンからは裏切り者扱いされ、味方の矢で負傷して捕虜になる可哀想な人
アルスラーンに仲間になるよう説得されるが、現時点では保留。まだアルスラーンの真価に気づいていない。
 
第二部になると、オフルール(こまかいの)という幼女が登場、ジムサに懐きます。
アルスラーンには鷹、イスファーンには狼ときて、なぜジムサにはようじょなのか。似合わないものをあえてくっつける、著者の悪ふざけ全開。

5巻の流れ(図)

今巻はイベント満載、関係がかなり複雑なので・・マインドマップで図を作りました。

※写真は以下のサイトから雰囲気が似てるものを使いました。
フリー写真素材 Futta.NET - 無料の風景フリー画像

ペシャワール城:トゥラーン侵攻!

5ペシャワール攻防戦1
①:トゥラーン軍がペシャワール城に攻め込む!留守のルーシャンはアルスラーンに救援要請。
②:アルスラーン軍、王都エクバターナへの行軍を中止、全軍ペシャワール城へ反転。
  まずファランギースを先発させたが、4巻で大陸航路を西に進んでいたクバードファランギースの美貌に惹かれて同行マルズバーンのクバード、やっとアルスラーンの仲間に!
  一方、ルシタニア軍捕虜のエトワール(エステル)、アルスラーンと別れ、負傷者たちを連れて王都エクバターナへ。

エステル
では、がんばって全滅しない程度にやっつけてこい。生き残りはイアルダボード教に改宗させるから…

  アルスラーンは食料と医薬品をしっかり残してエステルに渡すと。

エステル
もらうつもりはない。借りておくが、かならず返す。だから生きてもどれ。お前たち異教徒は、死ねば地獄に落ちるのだから、あの世で返すことはできないのだからな

  エステル流の励まし。アルスラーンとしばしの別れ。
③:ファランギース、無事ペシャワール城に入城。
  クバードはイルテリシュに「今日のところは見逃してやる。さっさと帰って母親の乳でも飲んでいろ。」と捨て台詞。キレまくるイルテリシュ( ;´Д`)
④:ナルサスの策により、アルスラーン軍はトゥラーン軍が待ち構えているペシャワール城の西ではなく東から攻め込み、包囲網を突破、無事全軍入城。
⑤:攻めあぐねるトゥラーン軍に、トゥラーン国王トクトミシュが合流!
⑥:トクトミシュ、ペシャワール周辺の逃げ遅れたパルス国民を処刑!怒ったアルスラーンは出撃するも、待ち構えていたトゥラーン軍に包囲された!
  そこへギーヴが突然現れた!

トゥラーン騎士
「なるほど、きさまの名はギーヴというのだな」
ギーヴ
「ただのギーヴではないぞ。上にちゃんと「正義と平和の使徒」とつくのだ」
トゥラーン騎士
「たわごとを!」
ギーヴ
「気にいらんか。それなら「美女には愛を、醜男(ぶおとこ)には死を」としておいてもよいが、これなら異存あるまい?」

  いつもの調子でアルスラーンを救い、再合流。さっそくファランギースを巡ってクバードと争い開始。
 
なお、シンドゥラ国のラジェンドラ二世は、戦象部隊を連れてきながら、漁夫の利を得るために近くで見てるだけ。

デマヴァンド山:宝剣ルクナバード争奪戦

概要

トゥラーン侵攻から少し時間が戻ります。
5デマヴァンド山
①:4巻で蛇王ザッハークを崇める尊師にそそのかされたヒルメスザンデと共に宝剣ルクナバードを墓から掘り起こす。
②:そこへ、4巻ラストで「なんだか気になったから」デマヴァンド山にやってきたギーヴ。

ギーヴ
「はてな、デマヴァンド山に善良な人間が近づくはずはない。俺を除いてはな。」
「今度は雨か。どうもこの山に嫌われているようだな。つまりはおれが心正しいからだ。」

  残念ながら、今はツッコミ役のファランギースはいない。
  ヒルメス一行と鉢合わせすると、当然ギーヴは妨害という名の嫌がらせを開始。
  ヒルメスはギーヴを「へぼ詩人」と呼ぶ。なおナルサスは「へぼ画家」と呼んでいる。
  一度はルクナバードを手にしたヒルメスだったが、その途端に地面に亀裂、落石、落雷の天変地異が発生。仕方なくザンデがルクナバードを地割れの中に放り込むと、天変地異はストップ。
  結局、ヒルメスはルクナバードをゲットできず
③:トゥラーンのトクトミシュ王の大軍を見たことで、ヒルメスもギーヴも一度戻ることに。
  途中、ヒルメスはイリーナ内親王と遭遇するが、

ヒルメス
いまだに王位を回復することもできず、どの面を下げてイリーナどのに会えるか…

  やせ我慢して、結局「知らない」と嘘をついて別れる(´;∀;`)
  イリーナに同行していたメルレインは途方にくれる。
④:ヒルメス、エクバターナに帰還。しかし、このとき既にアンドラゴラスは王都エクバターナを脱出していた・・。

ドン・リカルド(白鬼(パラフーダ)):悪いのは著者

ここで長い付き合いになる人物が登場。
・三十歳。♂。
・ルシタニア騎士。
・4巻でデマヴァント山に向かったヒルメスを、王弟ギスカールの命令で尾行。
・その際、地割れにのまれ、仲間とはぐれた地底の空洞で、蛇王ザッハークらしきものと遭遇。

それは巨人の影であった。黄白色の岩盤に映った、巨大な人の影。頭部の輪郭は、おそらくターバンを巻いているのであろう。奇妙に四角い。だが、ドン・リカルドの注意をひいたのは、べつのものであった。いったい、あれは何であろう。
首の左右の付け根、人間の肩からが生えていて動いていた。

 この遭遇により、ショックで記憶を失い、30歳になってないのに、突然髪もひげも真っ白になる。
 以後、白髪のヒゲキャラとなります。
・その後はふもとの村人に拾われ、白鬼(パラフーダ)と名付けられ、穏やかに暮らす。
 
第一部ではモブキャラ扱いですが。第二部になると、ルシタニア人のエステルとセットで出番が急増します。
・そこはいいんですが。
 問題は第二部中盤。
 「解放王アルスラーンの十六翼将」関連で多くのアルスラーン戦記ファンをがっかりさせる結果に。
 ドン・リカルド自身は悪くない。悪いのは著者。
 
なお「第二部中盤のドン・リカルド」に加え、「第二部中盤のエステル(エトワール)」「第二部の魔物とか魔導師」は、私が考える「田中芳樹がやらかしたアルスラーン戦記三大ミス」です。。

蛇王ザッハーク:復活するする詐欺

蛇王ザッハーク伝説は以下の通り。
・パルスの聖賢王ジャムシードを殺害。
・千年に渡って暗黒の治世を敷いた魔王。
・両肩から二匹のが生えており、その蛇は人間の脳を餌にして不老不死となった。
・パルス人の子供は昔から悪いことすると「夜に蛇王がやってきて攫ってしまうぞ!」と脅されて育っている。その影響で、あのギーヴですら、パルス人は蛇王と聞くとついビビる癖がある。
・蛇王を倒し、パルス国を建国したのは、英雄王カイ・ホスロー。
・蛇王はデマヴァンド山の地下深くに閉じ込められた。
・しかし、世の終わりに復活するとか。そのとき、カイ・ホスローも再臨して今度こそ蛇王を倒すとか。
 
1巻からヒルメスに助力し、暗躍している尊師と魔導師達の願いは、この蛇王を復活させること。
物語が進むにつれ、蛇王の封印が弱まり、徐々にパルスに様々な災厄をもたらします。
しかし・・なかなか完全復活しない!なんと2015年8月時点での最新刊14巻でも完全復活してない!
あまりにもチートすぎるので、物語の終盤に出るんでしょうね。

王都エクバターナ:アンドラゴラス籠城

デマヴァンド山よりさらに時間が戻ります。
5王都エクバターナ
①:4巻ラストで王弟ギスカールを捕虜としたアンドラゴラス三世、籠城を続ける。何度か突入したルシタニア兵士は全て返り討ちという圧倒的強さ。
②:蛇王軍の魔導師、ガズダハムにより、俺たちのイノケンティス七世が操られる?
③:イノケンティス七世、なんとアンドラゴラス三世に一騎打ちを申し込む!

イノケンティス七世
呪われた異教徒の王よ、そなたがもし予に勝ったら、わがルシタニア軍は、奪った財宝のすべてを返し、パルスを出ていくぞ。このこと、唯一絶対の神にかけて誓約するぞ!

  こんなこと言ったため、ボードワン将軍により病人扱いされて、すぐさま強制退去させられる。このとき剣に毒を塗っていたことが判明!騎士道にもとるということで、完全に人望が消失。
④:アンドラゴラスとルシタニア軍の交渉が成立。王弟ギスカールを解放。
⑤:交渉により、アンドラゴラスとタハミーネは無事ペシャワール城へ逃亡。
  これには、王弟ギスカールが、アルスラーンとアンドラゴラスの権力争いを狙ったためもある。
⑥:王弟ギスカール、我慢の限界にきていたので、この機にイノケンティス七世を病気として軟禁。ギスカール、名実共に実権を握る、クーデター成功!
⑦:王都エクバターナに到着したエトワール(エステル)、幽閉中のイノケンティス七世と偶然会話。やさしい王様を助けることを決意!
 
なお、幽閉時にイノケンティス七世はタハミーネが逃げたと知ると、半狂乱、暴れまくりました。可哀想に(´;ω;`)

ペシャワール城:トゥラーン軍撃退!

ペシャワール城の攻防、ついに決着。
エクバターナ攻城戦_2
①:ジムサ、ザラーヴァントを毒矢で重症を負わせるが、のちにクバードに捕らえられた。
  ジムサは脱出し、掴んだ情報をトクトミシュ王に伝えるが、それはナルサスの偽情報だった。トゥースが入城せずに黙々と偽装工作をしていたことも効果大。
②:偽情報により、トゥラーン軍は凄まじい同士討ち

トクトミシュ
ナルサスとやらいう奴は悪魔か

  直後にアルスラーン軍が全面攻撃、タルハーンをダリューンが、ボイラをキシュワードが討ち取る!
  ジムサは裏切り者として追われ、矢を受けて倒れているところをエラムが捕縛、捕虜に。
③:トゥラーン軍、一時ペシャワール城から撤退!
  その半日後、ラジェンドラが宴席に参加。厄介ごとを頼まれる前にシンドゥラへ帰還( ;´Д`)
④:親王イルテリシュ、トクトミシュ王を刺殺!クーデター成功、実権を握り、再度パルスへの侵攻を約束!
⑤:そんな中、アンドラゴラスがペシャワールにたどり着く。
⑥:

アンドラゴラス
汝に命じる。南方の海岸地帯におもむき、国土を回復するための兵を集めよ。その数、五万に達するまで、国王のもとへ帰参するにおよばず。

  アンドラゴラス、アルスラーンを事実上の追放!
  ほとんどの兵士はペシャワールに集まっているのに、さらに五万の兵士を、しかも一人で集めるなんて、まず不可能。
  アルスラーン、全身が硬ばり、声が出ない。
  そんな中、

ナルサス
お受けあそばせ、殿下

  信頼するナルサスの助言を得て、アルスラーンは勅命を受け、アズライールだけを連れ、一人ペシャワール城を去る・・。
  パルス軍でも、ある意味クーデター成功。

パルス軍分裂!

アルスラーンにつくか?アンドラゴラスにつくか?で揺れるパルス軍。
わざとアンドラゴラスを無傷でペシャワール城へ逃した、王弟ギスカールの策が的中!
しかもアンドラゴラスは、アルスラーンに着くのが確実なダリューンとナルサスを軟禁。わざと逃亡させて処刑しようと企む!
5パルス軍分裂
そんなアンドラゴラスの妨害を振り切って。
アルスラーンに同行したのは、ダリューン、ナルサス、エラム、ギーヴ、ファランギース、アルフリード、ジャスワント、そしてアズライールの、七人(初期メンバー+ジャスワント)と一匹。

ファランギース
わたしはアルスラーン殿下におつかえしたのじゃ。ここで殿下のもとを去っては、先代の女神官長に祟られてしまう。国王の怒りより死者の祟りのほうが、わたしには恐ろしい。

ギーヴ
「おれはアンドラゴラス王とやらに何の義理もない。」
「もし王太子が国王と決裂して兵を動かすということにでもなれば、おれは一議なく王太子の旗の下に馳せ参じるぞ」

まるで決裂を望んでるかのような発言( ;´Д`)

ジャスワント
「私が祖国シンドゥラを離れて、こんな異国にやってまいったのは、アルスラーン殿下に三つの借りがあるからでこざる。それをお返しもせず、殿下のおそばを離れるわけにはまいりまけぬ」

ダリューン
おとがめになっても無益でこざいます。殿下、われら、殿下のお叱りも国王陛下のお怒りも覚悟の上で、自分たちの生きかたをさだめたのでござれば、どうぞ随従させていただきたく存じます。

ナルサスは当然アルスラーンに同行。
エラム、アルフリードはナルサスと同行。
アズライールはキシュワードの代理。

もはや征馬孤影ならず。非情な勅命を果たすには、あと49993人の兵士を集めなくてはならないが、そのていどのことは困難と呼ぶに値しないように思われた。

サブタイトルはここで絡んできます。
麗しい友情、硬い絆(´;∀;`)
6巻のアルスラーンは南方の港町ギランが舞台となります。
 
一方、アンドラゴラス三世の元に残ったのは。
クバード、キシュワード、イスファーン、トゥース、ルーシャン。
キシュワードは歴代の部門の出身であり、王家への忠誠心を叩き込まれており、おいそれとついていけず。困惑しつつも残留。
その上、逃亡するダリューンを阻止するため、あわや一騎打ちになりかける場面も。
板挟み。。

クバード
まあいい、出ていくのはいつでもできるからな。キシュワードひとりに苦労させるのも気の毒だ。いずれ同じ場所にたどりつくとしても、道は何本もあってよいはずさ。

クバードは酒飲んで動かず。

ルーシャン、イスファーン、トゥースら、アルスラーンの元に駆けつけた面々は困惑しきっている。
ルーシャンはおだやかに、イスファーンはいらいらと、トゥースはむっつりと、それぞれの決断を胸にかかえているようであった。

他の武将もアンドラゴラスのやり方に納得していない模様。
(ザラーヴァントは負傷中。ジムサは負傷&捕虜中。)
 
アルスラーンとアンドラゴラス、二人の関係は修復不可能。
以後、パルス軍は分裂したまま、ルシタニア軍との決戦に挑むことに。
 
6巻の感想は以下。
[感想][小説]アルスラーン戦記6 風塵乱舞 [田中芳樹] 「アルスラーン、港町ギランの財宝を入手!ルシタニア軍との最終決戦始まる!グラーゼ、シャガード登場。」
 
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