※ネタバレ注意!
本格的テニス漫画「ベイビーステップ」16巻の感想です。
こんばんは!第16話「スパッでギューン」は19日(日)17:30~放送します(^_^)明日ベビステの「スペシャルステージ」にお越しになる方!くれぐれも気をつけてお越しください! #chi_lick #hanae0626 #chiakinman #hatano_official
— アニメ「ベイビーステップ」 (@nhk_babysteps) 2015, 7月 17
NHKアニメワールド ベイビーステップ
本巻はアニメ第二期 7月19日〜放送に該当。
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目次
本はこちら
左がアマゾン単行本、右がKindle版。
こちらは楽天kobo版。
試合中のエーちゃん(丸尾栄一郎)と井出くん、それを見守る観客の姿が表紙。
この試合は一部を除き、観客は井出くんの味方。
前巻のあらすじ
・14巻の続き 神奈川 交流練習会
・タクマ先輩との練習試合再戦
・関東ジュニア大会
・一回戦(矢河辺くん) 楽勝!
・二回戦(井出くん) 序盤 最初は優勢も、旗色怪しく・・
・エーちゃんとなっちゃん、大事な大会前なのに交際スタート(;・∀・)
詳しい感想はこちら。
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今巻の感想
概要
関東ジュニア大会
一巻まるごと二回戦(井出くん) 編。
序盤から終盤まで。
・井出くんの強さ「積極性」「勘の良さ」「勝負強さ」「応援パワー」が明らかに!
・エーちゃん、ぶっつけ本番で「プレッシャーに打ち勝つ方法」を模索!
・今巻のなっちゃん(鷹崎奈津)、出番はちょっとだけ。
・彼女に間違われて涙する佐々木さん(´;ω;`)
影山、フォローがんばれ・・。
関東ジュニア大会概要
・7月下旬開催。なお全日本ジュニアは8月半ばから。
・会場は千葉
・一都七県を勝ち抜いた関東の強豪64名によるトーナメント
・64名中16名が全日本ジュニアへの出場権を得る。
つまり2回勝てばよい。
・「全日本ジュニアで優勝できなかったらプロをあきらめる」宣言をしているエーちゃん。
二回戦の井出くんに負ければ全日本ジュニアに行けず、その時点でプロテニス人生が夢と消える!
そのプレッシャーが試合中のエーちゃんに容赦なく襲いかかります。
二回戦(井出くん)
「勘のよさ」=「瞬間的な状況判断能力」
・井出くんは勘が良く、エーちゃんのチェンジオブペースに早くも対応。
青井コーチ
丸尾が長い時間をかけて集めた情報から完璧な正解を出すタイプなら…
井出は一瞬で大雑把な正解を出すタイプなんだろう
3ゲーム目で審判に呼ばれても気づかないほど集中した結果、大雑把な答えを導き出した。それが当たった!
正反対の両者。青井コーチも認める、エーちゃんと井出くんの相性の悪さ!
・エーちゃんはここまで3-0とリードしてるので、攻撃的に逃げ切ることを選択。
・ここで井出くんの「勘のよさ」のメカニズムが明らかに。
井出くんは柔道部にも手押し相撲で負けないほど強い。
クラスメート
「あいつの勘のよさはハンパじゃねえぞ」
「カン?」
「勘つっても当てずっぽの第六感じゃねえぞ?」
「瞬間的な状況判断能力とでも言うのかな
相手が何をしてくるかを 性格とか表情とか動きとか
あらゆる情報から察知して
瞬時にベストの対抗策を選んで実行する力だよ」
ちゃんとロジックがあったんですね。
一瞬で思いついてしかも実行するのは、誰にもできないですね。。
・その「勘のよさ」で、完璧なエーちゃんのドロップショットにも超反応する井出くん!
…が、前方ダッシュで勢い余ってネットに身体から突っ込んでタッチネット( ;´Д`)
これはこれで会場が盛り上がったので、ある意味井出くんのペース(;・∀・)
・ここで同じ感覚派のなっちゃんとの練習試合を思い出すエーちゃん。
感覚派対策「プレーを一つ一つ時間をかけて思い出してデータ収集」「プレーが始まったら目の前に集中」を実行。
そしてエンドチェンジ時は、たくさんのノートをごっそり取り出して、過去の井出くんのデータを総復習。
・あまりにも集中しすぎて、エンドチェンジ90秒のコールに気づかず警告を受けるエーちゃん( ;´Д`)
ここは井出くんと似たり寄ったり(;・∀・)
・復習効果か、井出くんのプレーが徐々に読めるようになり、動き出しがよくなったエーちゃん。
反撃態勢は整った。
・エンドチェンジの間。
エーちゃんはノート書き書き、井出くんはブツブツつぶやきながらリズムをとるシュールな姿に、影山が「何か・・あの二人おもしれーな」と突っ込む。
・対応し対応されのいたちごっこ、苦しい展開ながら、序盤の優位を生かし、6-2で第一セット先取!
応援されると強くなる理由
・第二セット、ますます強くなる井出くん。
・井出くんは「不利になったらなったで観客が応援してくれるから盛り上がる」と、第一セットを落としても全く苦にしていない。
みんなが喜ぶから頑張れる・・やはりエーちゃんより主人公っぽい。
・試合前に事故して井出くんが助けた男の子、試合会場に車椅子で登場!
盛り上がる会場!
・直後に井出くんは、リターンエースを決めて、男の子を指差す!かっこいい!
やっぱり井出くんは漫画の主人公にふさわしいドラマ性を持っている!
・ここで「応援の力」についての話。
野球やサッカーはホームの方が勝率が上がる…という話から。
青井コーチ
人は褒められたり喜びを感じると脳内に快感をもたらす物質が分泌されるらしい
そうなると人は「その快感をもう一度」と士気(モチベーション)が上がるからパフォーマンスも上がりやすくなるし
疲労にも鈍感になる
「快感物質」=「ドーパミン」ですね。
応援されると「疲れた時でも体が動く」と聞いたことがありますが、ちゃんと理由があったんですね。
モチベーションとパフォーマンスが上がるだけでなく、疲労に鈍感になる、というのは面白い!
青井コーチ
逆にアウェイの立場の丸尾はこの雰囲気に萎縮したり力んだりでパフォーマンスは落ちやすくなるし疲れやすくなる
敵となる側は当然逆の効果が。
疲れやすくもなるのか・・。
結局、応援する・されるでパフォーマンスが変わるのは「人間だから」でしょうか。
重圧(プレッシャー)を克服するには?
・どんどん井出くんペースとなる試合。
・最後は汗でグリップが湿ってるのも気づかず、ラケットがすっぽぬけかけて打ち返せず、第2セットを3-6で井出くんにとられた!
・ここで偵察に来ていた難波江くんに気づいたことをキッカケに、プレッシャー対策に着手することに。
・ノートにプレッシャーになりそうな要素を全て書いてみる
会場は井出くんの味方とか、負けたらプロを諦めるとか・・書いてみると思ったよりたくさんあった。
見ようとしてなかったから漠然としていて、それがプレッシャーになったかも?
すると「頭の中までモヤモヤしてたものがハッキリして、身体までスッキリした感じ」となり、肩の力が抜けて、高速サービスエースを決めたエーちゃん!
プレッシャーと正面から向き合うことで、本来の力が出せ、プレーに完全に集中できるようになった!
・次に頭の中でプレッシャーを明確にイメージしたら、消しゴムで消すようにスーッと消すイメージと試す。
ただ、プレッシャーを消す量・残す量のバランスが難しいらしい。
完全に消すとちからが抜ける。
40%残すと体のキレがない。
試合が進むとプレッシャーの要因が増え、イメージするのが大変になっていく。
エーちゃん的には20〜30%残すと、身体のキレが良くなる模様。
エーちゃん
井出くんみたいに天才的な精神力(メンタル)が無くたって重圧(プレッシャー)には勝てる!
逃げずに向き合って、イメージを明確にして、それを消す、か。
私も試してみます。
しかし・・試合中なのに、自分との戦いになってて、井出くんと戦ってないんだけど・・いいのかな(;・∀・)
井出くん有利の第3セット、接戦へ!
・岡田くん曰く。
12歳のとき、井出くんとフロリダジュニア遠征に行ったとき。
みんなビビってたのに、井出くんだけは英語もろくに話せないのに積極的に試合を申し込んで、しかも魅せる攻撃的なプレーで観客を虜にしたことがあった。
専門家やメディアは井出くんの心臓(ハート)の強さを高く評価、モノが違うと。
・荒谷くんは過去の経験からエーちゃんの方がキツかった・・と擁護。
・難波江くん、相変わらず冷静に「二人とも正しい」「この試合は予想しにくい」「どっちがあがってきても脅威」と評する。
・第3セット(ファイナルセット)は5-5に。
ここから2ゲーム差がつくまで続くルールに。
つまりサーブキープとブレイクを連続でしなければならない。
・ここでエーちゃんに応援の力をあたえてくれる、なっちゃんが間に合った!
・15-30とブレイクされるピンチながら、まだ諦めないエーちゃん!
続きは次巻へ。
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