※ネタバレ注意!
2015/11/20発売。
【お知らせ】本日は最新単行本37巻の発売日です。ついに海外組が合流しますー。
— ジャイキリ (@giant_killing_) 2015, 11月 19
モーニングで人気連載中のサッカーマンガ「ジャイアントキリング」37巻の感想です。
本はこちら
左が単行本、右がKindle版。
4人の海外組(花森、城島、桐生、アレック)と日本代表ブラン監督が表紙。
単行本だと、帯の下に落胆中のETU椿 大介と、ぽかーんと口開けてる窪田が。
そこまで海外組相手に卑屈にならなくても( ;´Д`)
前巻(36巻)の感想をざっくりと
・大阪ガンナーズ ー ETU戦 決着。
椿と窪田、両チームのキーマンが活躍、2-2のドローに終わる。
・日本代表編 スタート。
国際親善試合 ピピンチャレンジカップ vsスコットランド戦、vsウルグアイ戦メンバー発表。
初の日本代表入りで、いつも通りビビる椿。
海外組が到着し、いよいよスタメンアピール合戦が始まる!
その他の感想はこちらに書きました。
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今巻の概要
1巻丸ごと36巻の続き、日本代表編を収録。
・大会前日練習(練習試合)
・国際親善試合 ピピンチャレンジカップ vsスコットランド戦
練習試合では、椿はBチームにて、日本の10番花森とマッチアップ。
マークについてるのにノールックパスを出されるなど、何もできずに終了。
いつも通り椿は自信喪失。
そしてスコットランド戦。
6人交代可能、3-1でリード、同じU-22代表メンバーが次々と出場しているのに、ブラン監督は椿を起用せず。
プレースタイルもポジションもかぶるエース花森は先制弾と完璧な仕事。
これにショックを受けた椿。
スコットランド戦に向けた練習試合で、ブラン監督にアピールできるか・・?
通訳といえど、失言すれば即レッドカード、通訳交代の危機。スタッフも油断できない、それがブランジャパン。
今回もかみまくる&病弱キャラアピールの花森。芝生に完全うつ伏せする選手は初めて見た。
早く星野は海外に行きなさい。
椿:試合に出れない悔しさが成長のきっかけとなるか?
個人的にとても気に入った場所は、スコットランド戦に出場できないとわかった瞬間の椿。
前日練習では全くアピールできず、試合に出場できないと頭では理解していた椿。
しかし、交代枠を使い切っても呼ばれなかった瞬間。
椿
な・・
なんだよ俺・・
どうしたよ俺・・
イラつき、顔なじみのライター藤澤さんをスルーするほど平静さを失ってしまいました。
椿
何で俺を使わないんだって・・
すごい嫌な気持ちで爆発しそうになっちゃったんだよね
口ではなんだかんだ言いながら、心の中では(窪田曰く「本能の部分では」)自信があったんでしょうね。
この矛盾を抱えた複雑な心理が、すごく人間臭くて、庶民的で、気に入りました。
チームメイトの赤崎から「メンタルがモヤシ」、相思相愛の窪田からは「二重人格」だと確信を持たれてたほど、メンタルにムラがある椿。
そんな彼が、この短期間の代表戦を経て、一皮むけるか?
達海
自分は試合に出られる価値がある・・
そういうプライドがちゃんと芽生えてるかってことだよ
達海の思惑通り、
窪田
それがそこまで悔しがれるなら
椿君はA代表で戦えるだけのメンタルを
とっくに持ってるっていうことなんじゃないの?
窪田のアドバイス通り、
椿なりのA代表で通用するメンタルを身につけることができるのか?
次巻に注目です。
巻末マンガ「燃え上がれ黒田監督」
これだけでも今巻は読む価値あり!
セカンドキャリア(引退後の職業)はバイク屋と決めていたETU黒田だが、実は監督に憧れていた。
ひょんなことから少年サッカーチームの監督に(無理やり)就任。
「ピッチってのは戦場だ!!」と闘争心を煽り、
「試合開始一発目のタックルは激しめにいけ!最初のプレーから審判はカードは出せねえ」と論理的な一面を見せる、完璧な試合前ミーティングを行って、子供達を送り出す!
プロの肩書き、大声と迫力に気圧された無垢な子供たちは、監督の指示通りにプレー!
そんな黒田マジックの結果は!
試合開始早々、二人退場( ;´Д`)
真後ろから足に向かってタックルしてたらレッドだろ・・。
早々に黒田監督は子供達を残して逃亡。試合中に。
こうして黒田監督が誕生する暗黒の未来は消え、多くのサッカー選手が救われたのであった。
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